今日のBGM 西友 編  #4 | Get Up And Go !

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音楽を中心に、映画、文芸、スポーツ など・・・。

より高く! より深く! けれど優雅に・・・ 冗談も好きなんですけどね (*゚.゚)ゞ

 





めぐみ (35) 働くママ


西友。
そうです、都内を拠点に展開するあのスーパーマーケット・チェーンのことです。 物心ついた子供の頃からあります。 僕が通勤に使う駅には、駅ビルとして西友があるので、通勤時・帰宅時にほとんど毎回、西友店舗内を通ります。

お弁当、惣菜、生鮮品、飲料、家電、衣料 ・・・何でもあってすべて安いのが西友。 庶民の味方です。 そしてウォルマート・カード。 これがまた素晴らしい! 翌月1回払いとか出来るので、給料前なんかホント助かる。 そしてカード払いだと、毎日が3パーセント値引きなのだ!!!

すいません。 そういう話をしたかったわけではなくて・・・ σ(^_^;) 。
このシリーズも4回目。 あい変らずBGMが素晴らしいのです。


現在の店内BGM (6月6日 ~ )
Here's Where The Story Ends / THE SUNDAYS
Just When You're Thinkin' Things Over / THE CHARLATANS
Breath Your Name / SIXPENCE NONE THE RICHER
The Man Who Can't Be Moved / THE SCRIPT
I Melt With You / MODERN ENGLISH
Turn ! Turn ! Turn ! (To Everything There Is A Season) / THE BYRDS
Veronica / ELVIS COSTELLO
Weathere With You / CROWDED HOUSE
Animals / TRAVIS
Sit Down / JAMES
The Cave / MUMFORD & SONS
The Othere End (Of The Telescope) / TIL TUESDAY
Here Comes Your Man / PIXIES
People Help Tthe People / CHERRY GHOST




ELVIS COSTELLO / Veronica (1989)

西友の店内でコステロの 「ヴェロニカ」。 キャッチーで軽快な曲だけに、活気あるスーパーのBGMとしては、違和感がないようにも思えます。 朝の情報テレビ番組のオープニング曲として使用されたこともあるので、多くの方の耳に馴染んでいる曲というのもあるでしょう。

エルヴィス・コステロを代表するアルバムのひとつである 『SPIKE』 に収録されたこの曲は、ポール・マッカートニーとの共作曲です。 ポール・マッカートニーのほうから、曲作りのパートナーとしてエルヴィス・コステロを誘ったそうです。 ソングライターとして、刺激がほしかったようです。

2人のコラボは12曲もの共作曲を生み出し、2人のそれぞれのアルバムに収録されました。「ヴェロニカ」 はコステロ主導で作られた曲ですが、ポールはビートルズ時代のトレードマークであったヘフナー (ヴァイオリン・ベース) を弾いています。 これはコステロのリクエストによるもの。 あのヘフナーの音であることを確認したい方は、ヘッドフォンで聴くことを薦めます。




THE BYRDS / Turn! Turn! Turn! (1965)

メンバー全員がマッシュルーム・カットであることが目を引きます。 アメリカのバンドとは思えないファッション・センスを持ったバンドではありますが、フォーク・ロックという様式を発展・確立させた偉大なアメリカン・バンドでもあります。

"ビートルズとボブ・ディランの結合" あるいは "ビートルズとボブ・ディラン" の中間など当時は言われたようですが、今バーズの音楽を聴いてみれば、"バーズのサウンド" です。 トレードマークであるロジャー・マッギンの12弦ギターの音と、ゆったりと流れる温かいサウンドには甘さも感じ、心地よく響く音楽です。

65年、「Turn! Turn! Turn!」 は、全米1位を獲得しています。




THE SUNDAYS / Here's Where Story Ends (1990)

今回の選曲でもっとも嬉しかったのはサンデイズの 「Here's Where Story Ends」 です。 この曲、とても好きだったのです。80年代末、UKインディーズ花盛りの頃、ラフトレードから登場したサンデイズは喝采を持って迎えられました。

こういったピュアな感性を持ったインディーズ系アーティストは当時 数多く存在しましたが、サンデイズがそれらとは違う輝きを放っていたのは、紅一点のヴォーカル、ハリエット・ウィーラーの魅力によるところが大きかったと思いますね。僕は90年の来日時、透明感のあるハリエットの歌を生で体験することができました。

西友の店内にハリエットの歌声が響くことには不思議な感覚も覚えましたが、ハッと足をとめて聴き入ってしまいました。


音譜。。音譜。。音譜。。音譜

特別短編読み物 本
『みなさまのお墨付き 3』 (注;マジメに読んではいけません)

その日、俺はぐったりであった。 仕事でクレーム処理をミスし上司に叱責され、その始末書づくりに追われ、また残業となったのだ。 帰りの電車ではつり革が俺をやっと支え、ホームに降りて歩いたときには体は鉛のようであった。

改札を抜け少し歩くと、そこはもういつもの明るい店内であった。 少しホッとする。
「彼女、最近 見ないけどやめちゃったのかなぁ」。 俺は 298円のメンチカツ弁当を掴むとレジに向かう。

「いた!」。 彼女は俺のささやかな癒しなのだ! 美人というほどではないが、彼女に漂うふわっとした雰囲気は俺をホッとさせる。 話をするわけでもないのに、彼女を前にしたわずかな時間が疲れを忘れさせてくれるのだ。 先日駅のホームですれ違ったとき、軽く会釈をされた。 「ウソ! 俺のことを認識している」。

迷わず彼女のレジの列に並ぶ。 問題は "現在休止中" の札が立つ、隣のレジだ。 そこが急に開き 「お客様、こちらへもどうぞ」 となることだ。
そのとき 「僕、こっちのほうがいいんだもんね」 とは、言えないだろう。

つかの間の待ち時間。 あと一人だ。
そして、その時 ・・・・
ベテラン・キャッシャー、オツボネ登場 ! Σ(゚д゚;)

「交代の時間よ。 休んで」。

叫び。。叫び。。叫び。。叫び。。叫び

自宅へ続く夜の帰り道、俺の疲れは倍加していた。
たぶん、よくある話だろう・・・・(ノ_-。)





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