さよなら 2016 音楽編  | Get Up And Go !

Get Up And Go !

音楽を中心に、映画、文芸、スポーツ など・・・。

より高く! より深く! けれど優雅に・・・ 冗談も好きなんですけどね (*゚.゚)ゞ





。。。

今年 最後の記事になります。
今年も多くの音楽を聴き、いくつかのライヴにも行きました。ライヴという空間で、みんなと同じ音楽を聴き感動を共有する。 音楽を好きになってほんとに良かったと思える瞬間です。

でもそういった素晴らしい空間を作るアーティストたちも、いつかは終わりを迎えます。 今年も多くのアーティストたちが、その生涯を閉じられました。 特に今年は大物と言われるアーティストが相次いで・・・。
デヴィッド・ボウイ、グレン・フライ、プリンス、キース・エマーソン、グレッグ・レイク、そして ジョージ・マイケル . . . . 。 僕は24日に亡くなったジョージ・マイケルの死が一番ショックでした。 洋楽がもっとも華やかだった80年代、そしてその只中に自分もいた80年代が急に遠くなった気がしたんですね。 53歳、早すぎる・・・

ローリング・ストーンズは、僕らロック世代にとっては希望の星です。3月にキューバ公演を実現させ120万人も観衆を集め、12月にはコアなファンが待っていたブルース・アルバムをリリースしてくれたり。 世良さんや鮎川さんが 「ストーンズが頑張っているから、俺たちも不良をやっていられる」 と、そんなようなことを言っていましたが、ほんとそうなんですよ。もうこうなったらどこまでも転がり続けてほしいですね!



THE ROLLING STONES / Brown Sugar (Havana Moon)
2016年3月25日 キューバの首都ハバナでのライヴです。


今年 参戦したライヴ、ベスト3!
ベスト3と言うより、思い入れライヴ3! といったところですかね。

浜田省吾 / 1月8日 東京国際フォーラムA
。。。。。。。。10月29日 さいたまスーパーアリーナ
ブライアン・ウィルソン / 4月12日 東京国際フォーラムA 
パイロット / 11月22日 高田馬場 AREA

ビートルズの 『サージェント・ペパーズ ~』 と並ぶ名盤 『ペット・サウンズ』。"最後のアルバム再現ライヴ" と発表されたブライアン・ウィルソンのライヴに参加できたことは、それだけでも意義のあることであったと思います。 ポップ・アルバムに "美しい" という表現を許される作品。 見事に 『ペット・サウンズ』 を再現したバンドの中心にいたのは、どこかの虚空を見つめているような表情の天才、まさしくブライアン・ウィルソン そのひとでした。

パイロットは70年代、洋楽を聞き始めたころからずっと好きなアーティストです。 中学時代、パイロットの親しみやいポップ・ナンバーにはすぐ魅了されました。 今回は2007年以来の2度目の来日公演。 おそらく世界中でパイロットをもっとも熱く応援しているのは日本のファンです。

幻の名盤と言われていた4枚目のアルバム 『新たなる離陸』 が再発されたのは、日本のファンの後押しがあったればこそです。僕等はパイロットが来日して演奏をしてくれることに感謝していますが、デヴィッドも日本のファンの真摯な応援に対して感謝の気持ちで応えています。 ファンとアーティストの良好な関係が、他では見られないほどの温かいライヴ空間を作り上げているのだと思います。

浜田省吾は1984年以来32年ぶりでした。1月と10月、2回行くことが出来ました。昔と変わらないんですよね。 浜田省吾ほどファンを大切にしているアーティストはいないでしょう。 それはもうライヴから伝わってきます。 11月の福岡公演が喉の不調で4月に延期となりましたが、福岡では特別なメニューを何か用意してファンに返してくれると思います。 浜田省吾とはそういう人だと思いますね。



浜田省吾 / 光と影の季節
この曲はどの会場でも大合唱となったでしょう。 2016年は浜田省吾ファンにとって忘れられない年となりました。


極私的なこと
こういったブログは内容だけが重要。 書き手のプライベートなどあまり意味のないことなのでなるべく控えていますが、最後なので少しだけ。

夏の記事に詳しく記したので繰り返しませんが、今年は事情により引っ越しを余儀なくされました。ですがそれも11月に完了。 残念ながら石神井公園近辺ではありませんが、安くて広くて日当たりも良く、ネット環境も整っている部屋が見つかったので、ここに報告しておきます。 それにしても、こんないい部屋がなぜ1年も空家になっていたのか。 わけあり? 今のところ何も出て来ていません ∑(゚Д゚)

今年の初めに立てた目標として、演奏活動に力をいれる、というのがあったのですが、これはダメでしたね。 結果としては、ギターでのサポート参加としてのライヴ4本ほど。 ライヴハウスのブルース・セッションが5~6回。 今年初めに放送された、友人が担当するミニFM曲での生演奏はまぁまぁの評判だったので、勢いに乗ってと行きたかったのですが。

仕事がどうとか体調がどうとか、言い訳を探すことはできますが、働きながらでも年間30本もライヴをやった時代もあったことを考えれば、ガッツが足りないってことです。

でも不思議な縁から、昔 世話になった入道さんの事務所に9月ごろからまた出入りするようになり、ブルースの基本からやり直しています。 あちこち連れて行ってくれて刺激ももらえるので、ここはそれを無駄にせず何とか来年は、と考えています。 ブログ更新が減ったら、やんは音楽活動が順調なんだな、と思ってください。

あっ 入道さんって西村入道さんのことね。 ウエストロードとか憂歌団とか、あの時代の関西ブルース・シーンから出てきて現在も活躍しているシンガーです。 ブラック・ミュージックを歌わせたら日本で一番でしょう。 僕の師匠です。 もしかしたらあの人との再会が、僕にとっては今年一番の出来事だったのではないかと思っています。 入道さんについてはそのうち詳しく記事にしようかと考えています。




西村入道 (vo harp) / Checkin' On My Baby
79.8.8.伝説の8.8.ロックデイ・ライヴ。 それにしても入道さんも房之助さんも山岸さんも、皆 若い!





みなさま今年はありがとうございました。
コメントをくれた人には特に感謝します。 コメントからヒントをもらい、思わぬ良い方向にブログが展開したこともあったし、なによりも励みになり力にもなりました。


では良いお年を!