
ジョン・レノンの命日にジョンの記事。 今年こそはもうやめようと思っていたのですが。 あちこちのブログでやっているし、僕自身もう書き尽くした感があるし。 とは言え、今年はビートルズの映画 『EIGHT DAYS A WEEk』 が公開され、デジタル処理された綺麗な映像を大画面で見せられてジョン・レノンという存在を近くに感じてしまったこともあり、やっぱり記事にすることにしました f^_^;
現在の世界情勢を見て、思う所もあって 「ゴッド(神)」 というタイトルで、ジョン・レノンの発した言葉をいくつか集めてみました。 答えは出さない(出せない)ので、皆さんがそれぞれに考えてくれたらいいと思います。
今の僕らはキリストより人気がある
"ジョン・レノンの言葉" としてはあまりにも有名なものです。これによってアメリカ南部ではビートルズ排斥運動も起こってしまい、ジョンはさんざんな目にあってしまいます。これ、最初イギリスの新聞に掲載された文では 「キリストそのものに問題はなかった。でも頭の悪い弟子たちがキリスト教をねじまげて曲解させたんだ」 とも言っているのに、アメリカでは発言全体が紹介されずに一部分のみが一人歩きしてしまった、ということのようです。
ビートルであったからこそ排斥運動が過激化したわけで、"もしかしたら現代の神かも知れないビートルズ" の影響力を恐れたわけですね。
彼がなぜそうなったのか、よくわかるよ。僕だって何かにすがりつきたいほど怖いと思った時期があったからね。
この言葉、70年代にボブ・ディランが右派のキリスト教信者になってしまったことにに対して、発した言葉です。「リーダーには従うな」 と言っていたボブ・ディランが、人々に道を説くようになってしまったことに対し、ジョンは批判したい気持ちを抑えて一応擁護したわけです。 ジョンはボブ・ディランには同志的な意味合いでのシンパシーを感じていたようなので、少なからずのショックはあったはずです。

すべての人間にとって、キリストであろうがニクソンであろうが、頼ることは間違いなんだ。 僕はリーダーにはなりたくないし、威厳ある父親にもなりたくない。 それは人間にとって弱さの象徴なんだ。
この言葉からは、ビートルズ解散後のジョンの本質が見えて来るようです。もしジョンが生きていて、ひとりのニューヨーク市民として言葉を発したとしたら、あの大統領選挙をどう見たでしょうか。 「みんなどちらの候補者がどうこうではなく、どちらの候補者が多くを自分に施してくれるか。そんなところでしか、リーダーを見ていないな」。 そんな風な言葉を発したように、僕には思えるのですが。
神は
苦悩の度合いをはかる概念だ
くり返そう
神は私たちが苦悩をはかるさいの
概念にすぎないのだと
僕は魔法なんて信じない
易なんて信じない
聖書なんて信じない
ケネディなんて信じない
・・・・
エルヴィスも信じない
ディランも信じない
そしてビートルズも信じない
僕は自分とヨーコだけを信じる
それが現実だからだ
JOHN LENNON / God (1970)
