ほんの些細な
痛い3連敗だったけど、まだ首位まで5、5差。全然射程圏内で、落ち込む必要などない。
この3連戦、全部見ていないけど、印象の残った場面がふたつ。
まずは初戦。
8回巨人の攻撃で絶体絶命のピンチで登板した中川投手が4番、5番を三振に。6番の坂本選手も追い込んで際どい判定もあったが粘られて四球。その後、初球を岸田選手に決勝タイムリーを浴びてしまった。ここはバッテリーは責められない。
それよりも坂本選手の粘りが素晴らしかった。あの場面と流れで四球を勝ち取る坂本選手はやはり凄い。
こういうベテランがいるチームは強い。
もう一つは昨日の試合。5回の巨人攻撃の場面で新外国人選手モンテスのレフトへの打球。
あれは投手としては捕って欲しい。仮にエラーをしても前に突っ込んで欲しいものだ。
レフトの佐野選手はデッドボールの後遺症もあったかもしれないけど、あれで投手の意気が一気に下がったと思う。
名将野村さんの名言で「勝ちに不思議な勝ちあり。負けに不思議な負けなし」とあるが、まさにその通りだと思う。