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藍原来実子です
皆さんは、「普通」という言葉をどんなときに使いますか？
私は、友人との会話で
「こういう時って普通は先に確かめるよね」
など、特に意識もせず、よく使っていました。
ですが、息子の不登校をきっかけに、ほとんど使わなくなったんです。
その理由について、書いていきます
「普通」の基準はなに？
「普通に学校行ってくれればいいのに。」
「熱がなければ普通は学校行くでしょ。」
自分で言っておきながら、
「普通」の基準てなんだろう？
「普通」の反対ってなんだろう？
そう思うようになりました。
自分の息子が「普通」じゃない、と思うのが
嫌だった、怖かった、というのもあります。
同時に、近年増え続けている不登校児たちが
「普通じゃないのか？」と客観的な疑問も湧いてきました。
改めて「普通」という言葉の意味を考えたとき、
自分の価値基準で「普通」かどうかを決めていたことに気が付いたのです。
きっと、多くの方が、意識せずに「普通」という言葉を使っているのではと思います。
実際にかつての職場で、
「子どもが学校に行くようになれば、普通は手がかからなくなって楽になるよね。
藍原さんちは、逆なんだね。」
と言われ、グサッときたことがあります💦
（言われた方に悪意はないと信じています）
＊＊＊
こんな経験から、「普通」をほとんど使わなくなりました。
その代わりに、「大多数の人は」「一般的には」そんな言葉に言い換えています。
それも同じことだ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
私個人としては、「普通じゃない＝異常」を連想しないようにしたいと思ったんです。
私が仕事を辞めたことも、「普通じゃない」と思う人の方が多いと感じます。
４５歳で退職を決断する人、少なくとも、元の会社では少数派です。
でも、こういう選択もあっていいと思うし、
世の中的な「普通」かどうかは、気にならなくなりました
長男も私もマイナー派ですが、今のところ面と向かって批難されたことはないですし、
応援してくださる方の方が多いです
結局は、
自分がどうしたいのか、が大事であって、
世間的に言う「普通」に当てはまることが、自分の幸せであるかは別なんだなぁと感じています。
本日もお読み頂き、ありがとうございました。
