アジアチャンピオンズリーグ(ACL)

準々決勝 第1戦
9/17 時間未定
アル・カドシャ-浦和(A)

準々決勝 第2戦
9/24 時間未定
浦和-アル・カドシャ(H)


アジアチャンピオンズリーグ準々決勝組み合わせが決まりました。前回覇者である我が浦和は、アル・カドシャ(クウェート)と対戦する事になりました。

始め知った時、出来れば避けたかった中東かと思ったが、よく考えればベスト8で初戦では当たりにくい日本のチームが他に2つあり、東アジアはもう1つに西アジア4つ。4/5の確率であたる予定だったのだ。これでは致し方ない。

ただでさえ中東のチームは分かりにくい。ましてやクエートの選手もアル・カドシャというチームも知らない。

分かっているは、オフィシャルにのっている情報では…

○1960年に創設されたクエートの伝統的な強豪クラブ。
○一昨年のACLに出場し、準決勝まで勝ち上がる。
○国内リーグでは、11度の優勝。カップ戦は12度の優勝経験。
○2004年には国内3冠達成。
○2004~2005年までアジエルが在籍していた。
○エースストライカーはアーマド・アジャブ

これぐらいである。これから対戦までの約4ヶ月間、あらゆる情報が飛び交うに違いない。フロント・選手・サポーター共に情報を正確に判断し、昨年闘ったACLの感覚を思い出したい。予選免除というのは、感覚でいうと不利になる場合があるから。
キリンカップ第1戦
5/24 19:20
日本1-0コートジボアール
(豊田ス 40710人)


試合後のコメントでは、球際での争い・DFラインからのシンプルな攻撃・逆サイドの活用を重点にやりたかったと言っていた。

それが「自分のやり方」というものなら、監督の言う通り出来た部分と出来なかった部分があったというところか。

前半の玉田の得点が入る21分までは本当に良かった。攻撃は、相手ボールを奪い、そこから第2・第3の選手が素早く動き、そして早いパス回しで攻め上がっていく。得点シーンもそのような感じだった。躍動感があり組織的に素晴らしかった。

守備に関しても前線からプレッシャーをかけ、そして追い、後ろから奪う。言うならば、後ろから忍び寄る忍者のように。誰かがボールをカットすると、第2の選手がマイボールにし素早く味方へ散らしていく。特に長谷部は正面から側面からと体を張っていた。これもドイツで揉まれた成長か。

しかし、得点シーンを境に徐々に流れが止まり、気がつけばコートジボアールのペースに。特に後半は、自分たちのやりたいことをやられてしまう。サイドから連動して攻められ、中にも人数をかけられてしまう。
前半に飛ばし過ぎて、スタミナ切れしたのか。一試合を通して出来るのかが、今後の課題だろう。

試合通して良かった最終ラインに関しては、楢崎・中澤を中心に集中して防ぎきった。中澤に関しては相変わらずの安定感だった。楢崎に関しても、どういう意図で先発だったのか分からないが、安定してピンチを的確に防いでいた。後ろからのコーチングも積極的だった。もし今も正GKなら、脅かすに十分だっただろう。

今日の試合に良い部分と悪い部分があったなら、次のパラグアイ戦に良い部分を90分通して出来るか、悪い部分をしっかり修正出来るかが焦点になりそうだ。

テレビ生放送にて観戦)
キリンカップ2008
第1戦
5/22 19:00
コートジボアール1-1パラグアイ
(ニッパツ 5197人)

第2戦
5/24 19:20
日本-コートジボアール(豊田ス)

第3戦
5/27 19:20
日本-パラグアイ(埼スタ)


「我慢してきたこともあるが、これからは自分のやり方でやる」
3月26日、アウェーでのバーレーン戦を不甲斐ない内容で落とし、試合後の会見での発言。

強い意思表示と言うよりも、責任転嫁ととられた発言。「自分のやり方」とは何だろう…。

あれから2ヶ月。今年のキリンカップが開幕した。
いよいよ来月から南アフリカワールドカップアジア3次予選の6月4連戦が始まる。そして、その大事なテストマッチになる。

自ら「オレ流」は発した指揮官は、どんなサッカーをみせてくれるのだろうか?

メンバーについても大幅な入れ替えが言及されていた。が、香川や五輪代表から若い選手など新たに加わったものの、主力に関しては特に大きな入れ替えはなかった。

何度も言うが、明日の初戦、どういった試合運びをするのか楽しみであり、それを観せてもらいたい。

巷の噂では、中国の身勝手な申し入れよって6月集中開催と変更になった。一ヶ国の申し入れで覆るアジアサッカー連盟もどうかと思うが、ここは良いように考えたい。

6月の時期に試合が組めるということは、欧州がオフ期間になるので海外組が呼びやすい。集中開催によって、選手は代表に専念でき完成度も上げられる。

ただし集中開催には、長丁場にはない“勢い”という要素も重要になってくる。怪我人が出れば、戻ってこれない可能性もある。

キリンカップを含めての6連戦。完成度とモチベーションを上げ、勢いをつけていきたい!