感動したお話し。
仕事の移動で、取引先の方と2人で
都内の地下鉄を利用中のこと・・・
電車が到着し乗り込むと、
近くに2席空いていて、自然と二人の足は空席へ・・・
空席の前に私が1歩先に到着すると、
片方の座席に、
コンビニのおにぎりの食べた後の袋と、
使用済みのマスクが、
明らかにゴミとして放置されている。
他の席に変える間もなく、
まさか取引先の方にそちらへ座って戴く訳もいかず、
そのゴミを拾い、二人で席に着席。
拾ったゴミを捨てに行く時間も無く、
仕方なく、
左手で身体から離して持つカ事になる・・・
ふとゴミに目をやると、
使用済みのマスクが気になりだした・・・
「こんな時期だし・・・」
「変なウイルスでもついてたら・・・」
「そもそも、めっちゃ汚れてるやん・・・」
そんな事を気にして数分たった時、
恐らく向かいの席に座っていた御婦人が、
私の目の前に、
両方の手の平を広げ、
その手にはビニール袋を持っていた・・・
そして彼女は言葉よりも先に、
私が左手で持つゴミをそのビニールで覆いながら、
「誰かしらねぇ、こんな時期だし、これは怖いわよね」と、
私の手からゴミを奪って、
席に戻りながら、自分のバックに仕舞っていった・・・
あまりの突然の親切に御礼しか言えず、
私たちが先に降りる事もあり、
御礼だけで、そのままお任せをしてしまった。
ゴミを無造作に捨てる人もいれば、
ゴミを拾う人もいて、
その人間を気遣い優しさをかけてくれる人もいる。
御婦人の優しさに感動しながらも、
そのビニールで覆ってくれたゴミを、
先に降りる私が、
「ゴミを受け取り、ゴミ箱に捨てる」位の
気遣いが出来なかった事に情けなさを感じた・・・