ソチオリンピックをやっていますが、少し気になるところが・・・
ニュース報道やツイッター、ブログ等の個人の意見が反映されるWEB媒体で、
メダルを取れなかった選手に対して、
「精細を欠き」、「振るわず」、「本来の力を発揮せず」、
などの発言にメダルを取れなくても、
頑張って入賞したのだから何故そんな表現をするのか、
また、スキージャンプの17歳の高梨選手が発したコメントの
「申し訳ない気持ちで一杯」のニュースに対しての
「何故こんな事を言わせてしまうのか」なんて意見もありますが、
正解は判りませんが、僕なりの意見を・・・・
僕も勿論アマチュアですが、真剣にスポーツに取り組み、
大学駅伝やオリンピックを少年ながらに夢に見て、
学生時代には全国規模の大会に複数回出場し、
入賞も果たせる事ができました。
そんな背景の一般人の個人的感想です。
まず、ニュースの報道に対しては間違って無いと思います。
私の感覚では、上記のような表現をするという事は、
メダル有望だと思われていたからです。
メダル圏外の選手には、そんな表現は使いません。
実際、私が中学生の時チームで全国大会4位入賞をした時、
周りはそこまで行くと思わなかったので、褒め称えた報道を
地元ではしてくれました。県からも表彰をしていただきました。
しかし選手たちは真剣に全国制覇を目指していたので、
悔しさで一杯でした。
ましてや優勝タイムを見ると、実力を発揮していれば
優勝できるタイムだったのでなおさら悔しさ倍増。
試合に勝てなくて、家で当り散らし夜中まで母に絡んだのは
後にも先にもこの日だけだったように記憶しています。
僕はこの時に、
「何故周囲は褒めるんだ」、「何で納得出来るんだ」
と思っていました。
(まっ、あたられた母は迷惑極まりなかったと思いますが・・・)
周囲の期待と選手本人たちが求めている事が違うことは、
よくある事だと思います。
そして選手たちはコーチ、監督からはこう言われます。
「お前らが選手になったという事は、選手になれない生徒がいる。
お前らが予選で勝てば、本戦に出れない選手がいる。
大会が大きくなればなるほど、お前らに敗れステージに立てない選手がいる。
そういう、想い半ばで途絶えさせた人たちの為にも、
恥ずかしくないレースをしなくてはいけない。
そして君たちはまだ学生だ。
学生なら勉強も生活態度も他の生徒の模範にならないと、
応援や支えはおろか、足さえ引っ張られる。」
そう叩き込まれ、学校での生活態度もよく怒られました。
他の生徒が怒られない事も、よくよく怒られました。
「お前がやれば、周りが真似するだろう」と、
競技で怒られる時よりも、こっちの方がめっちゃ怖かった。
スポーツや何かの世界で極めようと日々頑張っていると、
頂点を目指す事は当然です。
仕事でもベストを目指すことは必須命題だと思っています。
しかし大事なのはここから。
目指しても一番になれるのは限られた人だけ。
だから目指し続け、自分なりに幕引きをするまで、
絶対にあきらめてはいけないのです。
あきらめたら、頑張れなくなり、そこで試合終了です。
(スラムダンクの安西先生ではありませんが・・・)
非難をしていなくても、事実をありのままに伝えればいいと思うので、
ニュースの報道については、あんな表現をしていても、
決して非難はしていないと思うので、当然の表現だと思います。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」なのです。
17歳の選手の「申し訳ない気持ちで一杯」。
この言葉には大人は胸を打たれます。
物凄く、良くできた選手だと感激しました。
他の選手だってそう思っているし、違う表現でも
インタビューで語っていると思うけど、
17歳の少女が語るから、凄くて周りが反応するのだと思います。
伝えたいことは、スポーツ選手はそういういろんなプレッシャーの中、
自分の夢に向かってひたむきに頑張ります。
でも、そういうプレッシャーが無いと相手には勝てませんし、
そもそも強くもならないのです。
筋肉トレーニングは、筋肉を痛めつけて超回復で筋肉を強くします。
サッカーの話しですが、諸外国ではファンの対応はもっと酷いと聞きます。
選手にはそれに打ち勝つ精神力と、メンタルケアの整備。
そして、周囲には愛のある叱咤激励が必要だと思います。
ただ、
「頑張ったから褒めてあげよう。」
だけでは、いたずらに選手の緊張感を緩め、
闘志もなくなります。
しかし、昔はこんな意見あまり聞かなかったのになんでだろう・・・