僕は毎朝4時半に起きて家を出るのは6時。
一昨日は家を出る時、雨が降っていた。
持って出たのは折り畳み傘じゃなく、コーモリ。
最寄駅始発で毎日同じように
ボックス席に座る普通電車。
乗換駅で毎日同じように連絡橋を渡り、
4番乗場のデンチャで座る横並びの席。
この時点で上がっていた雨。
ローカル線の比較的早いデンチャの乗客は
一両に4〜5人程度。
見慣れた顔触れだが
お互い話したこともない同士。
そんな時、信号トラブルの駅構内アナウンス。
出発時間が遅れるとのこと。
「次のアナウンスにご注意下さい」
とのことだったので待つこと数分。
次のアナウンスは
僕たちが乗ってるデンチャよりも
出発時刻が遅いデンチャが
いつもと違う3番乗場から出発するとの案内。
どっちが先に出発?
のアナウンスがない。
次のアナウンス。
前回と同じで
僕たちが乗ってるデンチャよりも
遅く出発するデンチャが
いつもと違う3番乗場から出発するとの案内。
僕たちが待機しているデンチャは運休?
アナウンスなし。
3番乗場の方が早く出発かと思い
4番乗場から移動する乗客。
つられて僕も移動。
移動して3番乗場に目的地行きのデンチャなし。
通りかかった運転士に話を聞く乗客。
その後ろでその話に耳を傾けてた。
運転士曰く、
「詳しいことは4番乗場の
デンチャの運転士にきいて」とのこと。
すぐさま4番乗場へ向かおうとした時、
毎日同じ車両に乗り合わせる
女の子から差し出された僕のコーモリ。
その後ろには微笑んだ、ちょっと年配の女性。
(年配といっても僕と同じくらい。)
「アッ、すみません」と
コーモリを受け取りつつも急がなきゃの焦り。
結局4番乗場の運転士に聞くよりも早く
デンチャ出発の気配。
デンチャに飛び乗りセーフ。
しかし、
その日ずーっと気になってた『ありがとう。』と
彼女たちは間に合ったのか?
(to be continued)
それでは、また。お楽しみに!感謝。