発達障害だと診断されても、
すぐに何かが変わったわけではなかった。
これまでと同じ様に
個性として受け止めていた。
「そういう子なんだ」と思う気持ちは、変わらなかった。
でも正直、
我が子が障害を持っているという事実に向き合うのは
簡単ではなかった。
受け入れているつもりでも
どこかで受け止めきれていなかったのかもしれない。
その頃から、私の中で
『普通』という言葉に違和感を持つようになった。
それは、息子のことに限らず
ママ友との会話やパート先での何気ないやりとりの中でも同じだった。
「普通はこうだよね」と言われるたびに、
どこか引っかかる感覚が残った。
そして、その言葉が出た瞬間
その人の「器の大きさ」として
測るような目で見ている自分もいた。

