そんな風に思った日・・・。
浮気をれいが認めた日・・・。
れいは 私とのセックスレスが
浮気する理由だったと言い
私を抱いてきた。
当然 私は抵抗するけど 力では敵わない。
れいのセックスが始まった。
私たちがセックスをすると
必ず遊んでいると勘違いして割り込んでくるアベル。
そのアベルが この時に限って 割り込んでこない。
セックスの途中で れいが言う。
「私たち 別にセックスをしても良かったんだよ・・・。
アベルだって ちゃんと分かってるんだからさ」
れいが たくさんの女をイカしてきたセックスをしても
その時 私はイクことはなかった。
最後の最後まで イカなかった・・・。
それについて
れいが どう思ったかは 分からない。
ただ イカなかった・・・という現実は分かるだろう。
私には もう とっくの昔に
れいへの愛情などなかったのだ・・・。
ただ アベルを含む家族愛しか
れいには なかった。
れいは 浮気する前に
ふっと思ったことがあったらしい。
「もし アベルが死んじゃったら
私たちの関係は それで終わっちゃうのかな
」
そんな不安を持っていたらしい。
だけど 私の気持ちは
「終わり」
だった。
だけど それは言えなかった。
「そんな事はないよ・・・」
とウソをついた。
れいへの気持ちは アベル経由だったから。
私にも 責任はある。
れいへ 愛で応えてあげられない。
だから 私は 人生で初めて浮気されたにもかかわらず
それほどのショックを 受けなかったのかもしれない。
悲しいのは アベルに対する気持ちだけ・・・。
そのアベルに悲しい想いをさせた
れいが許せないだけ・・・。
黙って浮気しておいてくれれば良かったのに・・・。
たとえ 私が気付いても無視することができたのに・・・。
本当に 私やアベルに愛情を持っているのなら
なんで 自分が傷付いても
浮気している罪悪感で苦しんでいても
私たちを守ろうとなかったの・・・?
浮気を告白して 自分が楽になろうだなんて・・・
許せないよ。
一生 罪悪感で 苦しめばいいんだ・・・。
一生 アベルと私の十字架を背負えばいいんだ・・・。
そんな風に思っている、悪魔な私がいた・・・。
とっても、悲しい悪魔。
悪魔は、泣いていた・・・。
れいのためではなく アベルのために・・・




」






花火が上がるぞ