ビアンでの初恋が終わり
かなり月日が経ち、再びビアン恋愛をスタート
だけど、このセカンドラブは
甘くて切ない初恋とはまったく異なり
激しくも危険な関係
愛と憎しみは紙一重なのか
逃げられない愛の結末は…。
最初の5名の人たちと メール交換する中
またひとり 応募してくれた人が現れた
名前は 駿くん。
年齢は38歳。
涼と同じ年の人だ・・・
私は この人に興味を持った。
他の人は みんないい人だけど
私は 38歳にこだわった。
やっぱり こんな状況下でも
私は 涼を探してるんだ・・・。
涼であるはずがないのに・・・。
だけど 涼ではないけれども
駿くんとは メール交換がとても楽しかった。
駿くんの人柄が メールに表れていた
優しそうな人・・・
だけど この人は
自分の恋愛のことには 絶対に触れない・・・。
他の人は セフレ募集にもかかわらず
「自分がフリーであること」
「本気で彼女を大切にすること」
などをアピールしてくれてた。
だけど 駿くんは違った。
これだけ魅力的な人なら
彼女はいるだろう。
だけど この人は誠実な人だ・・・。
私は 他の人に「会いたい」とメールで言われても
返事をしてこなかった。
私は 一番先に駿くんに会おう、と決めていた
そして 4月3日の暴風雨の日。
一番 風が強くて どの会社も帰宅命令がでるほどの
悪天候になっている時間帯に待ち合わせをした。
れいには出掛ける、と言っていたので
「気を付けてね~」
とメールをもらっていた。
バレてない
多分、私の募集に気付いていない
そして 会う前日
「うらんさん(私のハンドルネーム)は
俺に抱かれて 感じると思うよ」
と言われてたように たくさん感じた。
涼以上に 感じた・・・。
涼以上に 私の体を知っている人だった・・・。
ガッシリした体・・・。
太い腕の筋肉・・・。
私の体に乗ってくる重み・・・。
あぁ・・・私は これが 前から欲しかった。
私は 愛されているんだ・・・と思うほど
大切にキスをされ
愛おしく耳に
首に
背中に
体中すべてに愛撫されて
感じた・・・。
そして 胸で感じて
何度もイッた・・・。
今までのセックスって
なんだったんだろう・・・。