『日本人なら知っておきたい靖國問題』青林堂靖國神社は、明治維新により近代国家が成立したときに、維新で倒れた武士たちを弔った「招魂社(しょうこんしゃ)」を起源とし、日清戦争、日露戦争、日支事変、大東亜戦争等で、国難に殉じた武人の御霊が弔われている場所です。
特に大東亜戦争では、多くの武人が、「つぎは靖國で会おう」と言って、散ってゆかれました。
ひとことでいえば「お国のために倒れた武人等を弔い、後世に生きるものが感謝と祈りを捧げる場」であり、国民と国家をつなぐ精神的な拠り所といえます。
従って、この本が扱うテーマは「靖国問題」に限定されるものではなく、「わが国の姿・あり方そのもの」だと思います。
この本は、法律論、国防論、外交論、国家論、文明論、歴史解釈等々、多角的な内容が284ページのソフトカバーにコンパクトに収まっている、日本人必読の書です。
このような素晴らしい本を世に出された編者の高森明勅さんと出版社「青林堂」の関係者の皆さまに敬意を表したいと思います。ヽ(´ー`)ノ
【ご参考】目次
はしがき
序章 ゼロベースから「靖國」問題を考えてみる
第一章 日本人にとって靖國神社とは
一.小泉首相の「靖國」参拝がもつ意味 ◆大原康雄
二.無宗教の國立追悼施設という虚妄 ◆西尾幹二
三.討議・宗教と戦争をめぐって ◆大原康雄、西尾幹二、高森明勅
第二章 憲法と反国家
一.戦没者の追悼と政教分離は矛盾するか ◆百地章
資料・・・百地章
二.日本を覆う反国家の思想をどう払拭するか ◆長谷川三千子
資料・・・長谷川三千子
三.討議・国家と神道をめぐって ◆百地章、長谷川三千子、高森明勅
第三章 靖國の思想と日本の転機
一.国民精神の支柱としての靖國の記憶 ◆小堀桂一郎
二.靖國に始まる日本の再生 ◆中西輝政
第四章 「靖國」問題解決への道
一.問題の根源にあるもの ◆高森明勅
二.「国を守る」とは何か ◆小林よしのり
三.討議・未来への靖國神社 ◆小林よしのり、高森明勅
資料編
天皇陛下御親拝の記録(戦後)
皇族御参拝の記録
総理大臣参拝の記録
憲法及びサンフランシスコ講和条約