日経(2008.8.15)
政府、「開国度」数値化し各国と比較へ 留学生受け入れなど
政府は日本の経済がどれだけグローバル化に対応しているかを数字で示す「開国度」指標を今年度中にも新設する。留学生の受け入れ数や対内直接投資などの実績値を材料に指標を算出。同じ基準で欧米諸国や近隣のアジア各国の数値もはじき出し、他国と客観的に比較できるようにする。
少子高齢化の進展で日本が経済成長を続けるためには、海外からの人材や投資の取り込みが欠かせない。欧米に比べグローバル化が遅れている日本の課題をあぶり出すことで、「開国」を後押しする狙いだ。
留学生受け入れもいいことだし、移民も日本の労働人口の低下を考えるとやむをえないのであろうが、受け入れに関する数値だけでなく、彼らによる犯罪、不法入国や滞在期限切れ後の不法滞在、国外退去といった裏側の数値と併せて比較するべし!
ちなみに、移民の国フランスでは、不法入国者の国外退去数について年間目標を設定し、毎年この数を増やす方針で、そのために、行政拘留施設の収容力の拡大を並行して進めているとのこと。
表面ヅラだけでなく裏側からも検証をおこない、犯罪を抑えるためのバックボーンを整備することが必要だと思うぞ。この点からいうと今すぐ手をつけても遅くはない。
【ご参考①】
フランス大使館
フランスの新しい移民政策
【ご参考②】
本日配信された「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」(通巻第2290号)より、
日本へやってきた中国人留学生のなかで、卒業後も、日本で就職した人の数。
2002年 3209人
03 3778
04 5264
05 5878
06 8272
2007年 10262
(数字の出展は『留学生新聞』08年8月15日号より)
台湾がああなっちゃったから、次は日本。。。( ̄□ ̄!!!)