毎日新聞(2006年11月22日15時00分)
体罰:奈良の「熱血校長」小4男児に ご飯粗末にした
奈良県三郷町の町立三郷北小学校で今月14日、給食のご飯を粗末に扱ったとして、岡本喜代治校長(59)が4年の男児の尻を強くたたいて転倒させるなどし、約1週間のけがを負わせていたことが分かった。岡本校長と同町教委は「行き過ぎた指導だった」として男児の家族に謝罪した。岡本校長は教育困難校の立て直しなどで実績があり、子どもと教師の心理についての著書も執筆。地元では「熱血校長」で知られている。
同町教委によると、男児の担任教師が13日、給食で茶わんに残った米を団子状にして天井に投げるのを目撃し、岡本校長に報告した。岡本校長は翌朝、登校してきた男児を校門前で見つけると、ほおをつかんで引き寄せ、尻を6~8回たたいた。男児は転倒し、足をすりむき、ほおにはつめ跡が残って血がにじんだという。男児はそのまま授業を受けたが、帰宅後、傷に気付いた家族が病院に連れて行き、全治1週間と診断された。岡本校長は同日夕、男児宅を訪れて謝罪。町教育長には15日朝、報告した。
同小によると、岡本校長は「食べ物を遊び道具にするのは許されず、ここで指導しておかなければと強く思った」と説明したという。
岡本校長は1995年、「子どもの心と教師の心」(日本教育研究センター)を出版。同小は今年度、文部科学省が全国の9小学校を指定した「総合的な学習のモデル校」にも選ばれている。
だからなに?
保護者が躾けないから、使命感の強い校長が代わりに躾けを行っただけでしょ?
オイラは岡本校長に敬意を表しまする。('◇')ゞ
【関連記事】ライブドア(2006年11月27日20時02分)
[いじめ世論調査]原因は「保護者のしつけに問題」が5割超
毎日新聞が実施した全国世論調査(電話、今月25~26日)で、いじめが行われる最大の原因を聞いたところ、教育制度や教師の指導よりもいじめる側の保護者のしつけに問題があると答えた人が5割を超えた。いじめをなくすために家庭・地域の役割を重視する回答も計6割を超え、学校の役割や教育改革に限界を感じているとみられる回答内容になった。
「いじめをなくすためには、どうしたらいいと思いますか」という質問には、「家庭での会話を増やす」(42%)▽「地域で子どもを育てる環境を作る」(22%)ことを挙げ、「教師の指導力を強化する」(10%)▽「少人数学級を導入する」(9%)は少数だ。
「教育制度」に問題と回答した人も、解決方法には家庭・地域(計63%)を挙げる回答が最も多く、保護者のしつけを原因に挙げた人は、計8割弱が解決方法を家庭・地域の改善に求めた。
また、「いじめた子に厳しい罰を与える」はわずか7%で、政府の教育再生会議が提言する見通しの生徒指導の厳格化の方向性に否定的な回答だった。
参院特別委で審議されている教育基本法改正案には、新たに家庭教育の項目が盛り込まれているが、いじめをなくすには63%が「役立たない」と答えた。「役立つ」と答えたのは23%で、安倍内閣を支持する人も54%は「役立たない」だった。
世論調査にかこつけて「教育基本法改正案」批判をやってるあたり、情報操作のニオイがプンプンしますねぇ。(-ω-;)
基本法が個別具体的な事象の解決に直接つながる訳ないだろが!\(`o'")