筋力が成長する絶対条件
大切なことは３つある
１．呼吸
からだは息を吸えばりきみ、吐けば脱力する。
詳細な事を話すとキリがないので割愛するが、
鍛えたい部分に血が溜まる動作をする時に息を吸うと
筋の末端部の毛細血管までしっかりと拡張することができる。
最大筋力を発揮するためには
筋肉を筋肉ではなく体内の気圧で操作しなければならず、
体内の気圧は腹筋と広背筋を用いることで調節できるようになる。
呼吸と筋肉の連動が生じなければ神経の圧迫が非効率なために
鍛錬時に神経よりも先に筋繊維が壊れてしまう。
ゆえに、重量や回数を重視して筋繊維を破壊するアプローチから
神経を圧迫するアプローチに時代は変わったので（※1）
高重量・高回数の危険なトレーニングからは卒業して
隅々まで丁寧に筋の入力と脱力を意識したトレーニングに切り替えよう。
２．背筋
背中にある肩甲骨という一対の骨の出っ張りがあり、
これらを程よく寄せ合うと背筋が伸びる。
この状態が肩甲骨のソケット状態だ。
このソケットをしていなければ僧帽筋が連動してしまうため
上半身のトレーニングを行なっても胸や背中は大きくならずに
首のまわりだけがどんどんと発達していってしまう。
鍛える前に背筋を伸ばす訓練から始めよう。
３．精力（経絡）
性を貪っていると脳髄液が枯渇する
すると一時的に脳脊髄液減少症や更年期障害に陥るのだ。
神経信号の伝達が非効率となり痛みを感じやすくなり
おのずと筋力の限界出力も弱くなる。
酒やタバコも脳髄液を代謝して快楽をもたらすため
これらの嗜好品を楽しんでいる人はこれらを断とう。
性に関しては2週間に一度を目安に異性と触れ合えば良い。
※１ JBBF（ジャパンボディビルフィットネス協会）を参照