0420 西陣織のネクタイ
水は高いところから
低いところへながれます。
服装も同じような流れがあるように思います。
毎日、自宅で仕事をしていると
服装は動きやすい、
ゆとりのあるもの、
汚れが目立たないものなどなど
楽な方向へと流れがちです。
打ち合わせや人と会う時には
お気に入りのシャツを選んだりします。
そうすると、
自然にジャケットやパンツや靴なども
コーディネイトを考えます。
服装がきちんとしていると
背筋を伸ばし姿勢まで良くなります。
では、出掛けないとき
家族の前では
何を着ててもいいのか?
そこが問題です。
生前母方の伯父が
定年退職後、毎日自宅にいても
ネクタイをしていました。
姿勢や言葉遣いも奇麗でした。
私が十代の頃、この伯父だけは
「賢次さん」と呼んでくれて
とても紳士的な人でした。
ある日、
「今日は賢次さんにネクタイを一本
プレゼントしようかな。
どれでも好きなのを選んでいいですよ」
と言われたので、
シルバーグレーの西陣織を選びました。
「ほ~、なかなかお目がたかいですね」
といつものようにゆっくりとした口調で
褒めてくれました。
懐かしい記憶です。
私も時々ネクタイをしますが、
たまには自宅でいる時もしてみようかしら。
photo_蟹江川の菜花にカエルを発見。

