そう思った瞬間から始めてください。
遅くとも夏のうちに始めましょう。理系学生に与えられた自由時間を考えると、秋に入ってからでは遅すぎます。
私の周囲でも、早めに就活を始めた人の方が、圧倒的によい結果を得ています。
彼らは、「数をこなして慣れること」が就活成功への近道であることを知っています。
最初の経験で上手くいくなどと期待せず、謙虚に着実に就活をこなしています。
実際、どれだけ自己分析を頑張っても、最初の面接を受けた後には、自分の詰めの甘さを思い知ります。
グループの会話に普段から慣れていても、初対面で、しかもアピールに必死になる人たちの集団で意見を纏めることは非常に難しいです。
計算や読解に自信があっても、WEBテスト独特の形式・緊張感を知らずに第一志望の試験を受けると、実力を100%発揮することはできないでしょう。
選考を受ける中で何度も経験を積み、失敗を重ねることで、次に向けて改善すべきポイントが明確になるのです。
つまり「就活をする」中で大切なのは「選考に参加する」ことで経験を積むことです。
製薬企業志望者についていうと、具体的には、製薬企業よりも先に、別の企業の選考を受けることです。
その理由は、製薬企業の選考が一斉に始まるため、同業他社を練習台にすることができないからです。
参考記事:製薬企業の就活スケジュール
実際に私の交友範囲の限りでは、開発職の就活に成功した人全員(十数名)が製薬企業以外の選考を事前に経験していました。
逆に、製薬企業だけうければよいと考える人の多くは、自己分析や企業研究をして就活している気になっています。
それは就活ではなく、面接を受けるための準備、単なる「就活の準備」にしか過ぎません。
そして本命企業の面接を受けて初めて、準備不足を痛感するのでしょう。
【まとめ】
面接を経験してからが就活の始まり。
第一志望の企業を受ける前に面接の数をこなすことが成功への近道です。
是非このことを念頭においてほしいと思います。
【次回予告】
「そもそも製薬企業の開発職はどれくらい募集しているのか」
について話します。
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開発職 2013卒新卒採用を行った企業