今回は<実践編>、どのように考えるか、に踏み込んだ話をします。
個人の経験談で恐縮ですが、考え方の参考になれば幸いです。
6年制薬学生の就活事情
私はまず、先輩からのアドバイスを参考にしつつ、就職活動をするにあたってのプラス材料とマイナス材料を整理しました。
<プラス材料>
▶ 薬剤師というセーフティネットがあり、失敗したときの負担は小さい
<マイナス材料>
▶ 就活に使える貯金額が少なすぎる
▶ 1月から3月下旬まで実務実習があって、選考と無関係な説明会に出席するために休むことはできない
(拘束時間は平日朝9時~夕5時)
▶ 実習の日誌や課題で拘束時間外も時間が奪われる
▶ 週末は説明会が多いから、書類やWEBテストにかけられる時間はかなり短い
就職活動全体の戦略をたてる
この自分の置かれた状況から、私は次のように考えました。
(1) 1~3月は余裕のある時間が圧倒的に少ない。
だから年内に時間があるうちに、やれることは全てやっておこう!
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(2) 年末までにWEBテストの対策, TOEICの受験を済ませよう。
また、業界研究, 企業研究, 自己分析, 開発職の仕事理解 etc…をできる限り年内に進めよう。
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(3) (2)の準備を、日常生活のどういうところに時間を割いて取り組むか考えよう。
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(4) アルバイトは一月から休みをもらおう。だから、それまでの期間でなるべくシフトに入って就活の資金稼ぎをしよう。
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(5) もしも就活に失敗したら薬剤師になったらいいや!
…こんな感じです。
結構おおざっぱでしょう?
でも、こうやって大きな枠組みを作っておくことで、就活と大学生活とのオン・オフの切り替えが迷いなくできました。
自分のおかれた状況を客観的にとらえ、就活全体と学生生活の戦略をたてる。
そうすれば自然とやるべきことが見えてくるはずです。
戦略を立てるときは、研究室やクラブの先輩など、周囲の経験者からフィードバックをもらうとよりよいものができるでしょう。
【次回予告】
今後は、それぞれの課題ををどのように取り組むかについて話していきます。
→→ <業界研究で大事なたったひとつのこと>