＼わたしの子育てこれでいいんだ！／
自分の子育てに自信が持てる人を増やしたい
大滝世津子です。
教育学博士が研究をもとに実践している
子育て術をお伝えしています。
はじめましての方も
これまでお読みくださっている方も
お読みいただきありがとうございます。
改めて自己紹介をさせていただいて
おります。
お付き合いくださると嬉しいです
前回の記事はこちら
【幼稚園入園♡転換期♡】
同じマンションの
大きいお兄ちゃんお姉ちゃんから
揉まれに揉まれて育った私。
泣き虫だった私も
ついに幼稚園に通うことに
なりました。
幼稚園は母と一緒に
いくつか見学に行って
「ここに通いたい！」
と思って決めた園です。
こじんまりした
アットホームな園でしたが
裏手には
本格的なアスレチックのある
広場がありました。
そこにはロッククライミングが
できそうな
（幼稚園児だった私には
それほどに恐ろしげなものに
見えていたんです・・・ハイ）
ツルツルとした
岩肌がむき出しになった
崖
が！！
（写真はイメージです）
この世のものとは思えないような
恐ろしい崖。
そして最後には
小さな子どもが乗り越えるのは
それはそれは
危険そうな大きな岩が
でーーーーーーん
と突き出していたのです。
・・・無理。
・・・絶対に、無理！！！
当時の私は思いました。
と・こ・ろ・が・・・！
ある保育参観の日
担任の先生が言い放ったのです。
あの、恐ろしい言葉を・・・
／
はーい、みなさーん！
みんなで一緒に崖登りしましょ〜
＼
・・・？
・・・は、はい？
いま、なんて・・・
？？？
私の混乱をよそに
母たちの見守る中
問答無用で
崖登りが始まりました。
よく見ると
崖の途中まで
太いロープが垂れています。
まずはあそこまで行って
あれにつかまるんだ！！！
意を決して
なんとか命からがら
そのロープを掴むことが
できました。
DE・MO！！！
上を見ると
あの
到底自分なんかには
越えられないような
大きな岩が
立ちはだかっています。
でも
だからと言って
下に戻るには
ずいぶん高いところまで
来てしまっていました。
ど、どうしよう・・・
登るに登れない
おりるにおりれない
私はパニックになりました。
どれくらいでしょう
とにかくひたすら
泣き叫んだのを
覚えています。
／
助けてぇ〜！
無理だよぅ
怖いよぉ〜〜〜！！！
＼
この世の終わり
とはこのこと。
そう、確信しました。
まさに
悪夢
です。
泣いて、泣いて、
泣き続けたとき
ふと
覚悟が決まる
瞬間がありました。
もう、
登るしか
ないんだ！！！
それからは
必死です。
とにかく登って
登って・・・
そうして
ついに
ヤツ
のところまで
来ました。
さすがに
その大きさには
ビビりましたが
これを乗り越えないことには
私の命は
ないのです。
決死の覚悟で
立ち向かいました。
そして・・・
ついに・・・
乗り越えることに
成功したのです！！！
その瞬間、
私の中で
明らかに
何かが変わったのを感じました。
・・・私
・・・私・・・
つ、強いのかも！！！
それからの私は
くる日もくる日も
崖登りの練習を続けました。
やがて、ロープのあるところでは
物足りなくなり
木と草の生い茂った斜面を
登るように。
そんな日々を経て
私は人が変わったように
自信に満ちあふれるように
なりました。
もう、
あんなに怖かった
マンションのいじめっ子たちも
ちっとも怖くありません
それからというもの
彼らと対等に戦えるように
なったのです。
これ、
嘘のような
本当の話です。
たったこれだけのこと。
自分に対するイメージが
変わっただけのことなのに
こんなにも
強くなれるなんて。
体験は
人を変える。
達成感は
人を成長させる。
自分にとって
乗り越えるのが
難しいと
感じていたことを
乗り越えたとき
人は確実に
成長する。
この体験は自分の人生の
根幹になりました。
おそらくこの先も一生
忘れることはなく
そして
何度も繰り返し
思い出すだろうと
感じています。
体験を通した学びは
一生の土台となる。
次回は私が
子どもと関わる仕事に
就くことになった
原体験とも言える
強烈な体験について
お話ししたいと思います。
それではまた次回♪
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