30年11月12日 おはようございます
高齢化が進む日本ではなくなる人の数が年々増えている。
厚生労働省の人口動態統計によると、2017年に年間の死亡
者数が134万人を越え、今後もさらに増加することが見込まれ
ている。相続は亡くなった人の数だけ発生するので、誰でもいつ
かは相続を経験するといえる。
相続でトラブルになるケースも増加している。17年度に遺産分割で
もめて家庭裁判所に持ち込まれた件数は1万6000件あまりで
30年前の2.5倍に上る。
※ 事前の備えで円満、円滑に運ぶための情報
〇 基礎控除縮小で課税対象者が増加
相続税改正によって15年から基礎控除がそれまでの
6割に縮小され、実質増税となった
〇 相続に関する民法が40年ぶりに改正
今回の改正では配偶者の保護が強化された。夫名義の
自宅に住んでいた妻が夫の死後も住み続けられるように
、住宅の所有権とは別に居住権が認められたほか、婚姻
20年以上の夫婦間で生前贈与または遺贈された居住用
財産は相続財産に含めないこととされた。
〇 遺言書の内容は事前に話しておく
遺産分割でもめないための鍵を握るのが遺言書だ。
誰に何を相続させるか指示しておけば相続人はそれに
従えばよいのでトラブルになりにくく、手続きもスムーズになる
遺言書を書くときはどういう内容にしたいか専門家に相談
しながら、事前に家族に話して同意を得ておくのが望まし
い。
以上のように、相続の問題は、相続財産の評価から、分割
協議も相続人の人間関係が良ければ「相続人の配偶者など
ケチをつける人たち」わりとスムースに進むかもしれませんが
中々難しい点が多いようです。できれば早いうちからその時
の為の準備をされているほうがいいと思いますよ。