こうして海外にいると
当然ですが、電話はほとんど鳴りません
ローミングで日本の電話も使えるんですけどね
まぁ要するに普段から電話は鳴らない(笑)
会社用の電話はいまどきなピッチなので
こっちは使えない=だから鳴らない=好都合
これが使えたらうるさいだろうね
そんなこんなで、これも古い詩です
-----------------キリトリセン---------------------
鳴らない電話 2000.08.24
今日も一人部屋に帰る
「ただいま」言えど返事はない
殺風景な景色の中に
ぽつんと一つの写真立て
そこには笑顔の僕と君
君と過ごした日々の面影
あちらこちらで顔覗かせる
君は急に出て行った
君の希望と苦悩の日々
気づかず僕は 激しく泣いた
あの頃の笑顔失くし
僕はベッドに眠るだけ
今日も電話のベルが鳴らない
聞こえるのは雨音だけ
君と見ていた天井から
ぽつんと一粒しずくが落ちた
僕の顔に流れるしずく
君を愛した夜の夢
脳裏を巡り苦しませる
僕はそっと窓開けた
君と見つけたあの星を
見つめて僕は 少し笑った
頬に流れる涙拭いて
僕は今日も眠るだけ
君は何処で何してんだろう
君の過去と現在(いま)の時
想って僕は 少し歩いた
君と歩いた散歩道
影が一つ長くのびてた
今日も一人部屋に帰る
部屋の隅で鳴らない電話
広すぎる部屋の真ん中
ぼんやり天井見つめながら
僕はそっと目を閉じた
秋風空しく聞こえてきてた