私は昨年、賃貸不動産経営管理士を受験して合格しました。
20?年前の診断士の頃、10?年前のFPの頃と資格や検定の受験も様変わりしています。
そこで皆さんのブログを読み漁りました。
読んで1番驚いたのは「1年で4つの国家資格を取った」です。
私の常識だと、例えば、診断士、社労士、行政書士を1年で取る人、取った人は聞いたことがありません。
何か一つ取った後、ダブルライセンスで取る人は聞いたことはありますが。
ただよくよく読むと、宅建士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士の4つでした。
そして試験の中身はどの試験も4択マークシート50問、時間は120分です。
4つの試験を合わせても480分=8時間。
なるほどそれなら納得です。
診断士の1次試験(当時)、経済学・経済政策60分、財務会計60分、企業経営理論120分、運営管理60分、経営法務60分、新規事業開発60分、経営情報システム60分、中小企業経営・政策・助言理論120分の合計600分=10時間(1日5時間×2日間)。
学習期間は1科目あたり平均1か月~3カ月程度が目安です。
不動産関連の資格も同様でしょう。権利関係は少し考える要素がありますがその他は覚えること中心、かつ重複もあります。
そうであれば1年間で4つの資格も合格可能なのでしょう。
実際、そのスピードで学習できなければ実務でも成果は出せないでしょう。
ただ試験を実施する団体などは快く思っていない様子です。
賃貸不動産経営管理士の試験問題はまったく別物に。
過去問中心の講師や受験生では対応できていない様子です。