記号を選んで合っていても | 実務家でもなく講師でもなくマニアでもなく

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還暦間近な独身男性が資格検定について書きます。

教室で社会の授業をしていると選択問題がよく出てきます。以下、その例です。


(1)フランス革命の頃のフランスの様子について述べた文として誤っているものを、次のア~ エの中から1つ 選び、その記号を書け。

ア 国王の権力が強くなり近隣諸国と戦争を行っていた。

イ 商工業者や農民は重い税に苦しめられた。

ウ 国王や大貴族が政治の中心だった。

エ それまでの国王を追放し、オランダから国王を迎えた。


生徒はエが誤りだとわかるのですが、私が「じゃ国王を追放しオランダから国王を迎えた国は?」と聞くと答えられません。


そこで社会の用語集で調べさせると彼らはやっとイギリスだとわかります。


まだまだ公立中学生なので仕方ないかもしれませんが、 彼らは甘いというか合っていればよいと思っています。


その考え方だと定期テスト、模試、入試で命取りになる場合があります。


当教室では選択問題であっても、なぜ誤りなのか必ず説明できるように、説明できないなら調べるように指導しています。