成績が上がると生徒が増えるか? | 実務家でもなく講師でもなくマニアでもなく

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還暦間近な独身男性が資格検定について書きます。

塾の売上は単価×生徒数、単価を上げるにも生徒数を増やすにも「顧客満足」が大事です。


塾の「顧客満足」、いろいろあると思います。塾に通ってやる気になった、家で勉強するようになった、成績が上がった、定期テスト対策がある、お休みしても振替がある、自習室が使えるなど。


ここでは成績が上がって(下がって)生徒数が増えた(減った)を考えます。なお生徒数の増加はチラシなどの問い合わせ→入塾でなく兄弟姉妹生や紹介生の増加、生徒数の減少は既存塾生を含みます。


4パターンあります。1.成績が上がった→生徒数が増えた、2.成績が上がった→生徒数が減った、3.成績が下がった→生徒数が増えた、4.成績が下がった→生徒数が減ったです。


1.と4.は当たり前なので2.と3.を考えます。


2.中1生で平均点取れず秋入塾、半年指導して成績が上がって集団塾へ、保護者はご丁寧にも「ありがとうございました」と笑顔でお別れ。


3.中1夏から指導したが内申学力が公立志望校届かず、志望校下げて進学、保護者は「兄はかわいそう、小学校の頃、何もしてあげられなかった」、弟は小学生低学年から当教室に入塾。


成績が上がっても志望校を考えて進学塾に移る人も、当教室も負けないように進学実績出せばよいのですがコンセプトが違うので。


反対に成績が上がらなくても生徒保護者とコミュニケーションなど取れていれば弟妹や紹介があるのでしょうか?


弟を当教室に入れた保護者には頭が下がります、他責でなく自責なので、兄が小学校の頃もう少し面倒見てあげられれば(保護者共働き+弟8歳差)中学行って苦労しなかったのにだそうです。