糖尿病

すい臓が造り出すインスリンというホルモンの作用不足から
起こる病気で、うまく分泌されなかったり、
分泌されても働きが不十分だと、インスリンが司っている代謝の異常が
全身に現われます。
代謝性疾患の代表的なものです。
人間のエネルギーの一つはブドウ糖です。
正常な体では、使われずに余ったブドウ糖はグリコーゲンや
脂肪に合成されて肝臓や皮下組織に蓄えられますが、
この合成に必要なホルモンがインスリンです。
インスリンの作用が不足してきますと、ブドウ糖は体内に蓄えられず、
従って、エネルギーとして使うことが出来ません。
蓄えられないブドウ糖は血液の中に出ていきます。
こうして血中のブドウ糖(血糖)が多くなり過ぎるのです。
血糖が多くなりますと血管が傷み、合併症として
血管の病気も誘発されるわけで、糖尿病とは
こういう具合に全身の病気であるといえます。
血液の中でブドウ糖が増えますと、不要物として
排泄される尿にまでブドウ糖が出るところから、
糖尿病という名前が付けられていますが、
尿に糖が出るからといって糖尿病とは限らない点は、
注意が必要でしょう。


―糖尿病に対するカイロプラクティック・アプローチ―
交感神経は内分泌腺の機能を亢進させ、
副交感神経はその機能を抑制する。
それゆえに、糖尿病患者では、
最初に上部頸椎をアジャストメント(矯正)することを避けなければいけません。
なぜなら、これはすい臓の機能をさらに抑制するからです。
晩年に発症する糖尿病は、遺伝的要素によるものかもしれません。
その場合、カイロプラクティックでは大きな効果は見込めません。
症状が、10代、20代、または30代に始まる場合、
それは脊椎への外傷によるものである可能性があり、
この場合はT6からT12(胸椎6番から12番)を注意深く診ます。
ほとんどの糖尿病の症例では、治療院へ来る前に糖尿病と診断されています。
患者さんが30歳以下であれば、たいして約束は出来ませんが、
30歳以上であれば、予後は悪くありません。
この問題は交感神経のサブラクセーション(神経圧迫)が原因であるので、
糖尿病の患者さんにはアトラス(頸椎1番)をアジャスト(矯正)しない。
アトラスをアジャストすると、余計に悪くなるからです。
なぜなら、この部位は副交感神経系で、すい臓の機能を
さらに抑制してしまうからです。
甲状腺の問題(C6-T3=頸椎6番から胸椎3番)か
T5-L4(特にT5-T10=胸椎5番ー胸椎10番)の問題部位を探します。
L4=腰椎4番
甲状腺はホルモン分泌をする器官で、特に新陳代謝に関わっているホルモンです。
エネルギーを造ったりします。
すい臓の神経支配 (T5~T10=胸椎5番~10番)
甲状腺機能低下 (C6~T3=頸椎6番~胸椎3番)
ヘモグロビンの減少 1.5~11=酸素の量が減少する、すぐ息切れする。
ヘマトクリットの減少
セブンアップ、コーラー、ビールなどの炭酸飲料をやめる。
牛乳を飲み過ぎない
グレープジュースはよい。
糖尿病を治すためには、根気よく治療をすることが必要です。
長い間かけて、この病気が進行してきたのであるから、
2、3年はかかると思って治療することが必要です。
決して色々な椎骨を動かしてはいけません。
〇 関節周囲炎
糖尿病では、肩関節周囲炎の発生率は通常の5倍です。
インスリン依存性の人に多く、
典型的には両側性の障害がみられます。
メカニズムは、よくわかっていませんが、
関節周囲の結合組織における線維芽細胞の増殖や
腱鞘に影響を与える細小血管障害
(小血管に影響を与える障害)に関連するものであると
考えられています。
関節周囲炎の病変は予想できず、
自然起伏したり、安定したままであったり、
癒着性関節包炎に移行したりします。
私たちは、肩関節の痛みで来院された方には
このような、糖尿病の有無も念頭に入れて
おかなければいけません。
● 甲状腺ホルモンの働き
① 全身(脳・心臓・消化管・骨・筋肉・皮膚など)の
細胞・組織の新陳代謝を活発にします。
発育や成長に欠かす事の出来ないホルモンです。
・ 糖代謝(腸管での糖の吸収、ブドウ糖の分解など)の亢進をします。
・ 脂肪代謝(血中コレステロールを下げる、脂肪酸の合成・放出など)
の亢進をします。
・ 熱産生、体温を上昇させます。
・ 成長ホルモンの合成を促進します。
・ 血球産生を促進します。
② 精神、神経や身体の活動調整にも働きます。
これら糖尿病患者さんは血糖値が高くなりますので
「水ぶくれ」 を経験する場合が多い。
このような人々は息が切れたり足首が腫れたりします。
「水ぶくれ」の人には必ずヘモグロビンとヘマトクリットのレベルを調べます。
糖尿病の人はヘモグロビンの値がおおよそ1.5-11に
減少しているので、酸素の輸送が減っている。
これらの患者さんのヘマトクリット値も正常の42から34-35に減少しています。
インスリンが減少しているので傷が付きやすい。
従って、血小板の数が多い。
食事を入念に監視しなければならない。
これらの患者さんは炭水化物の食事には反応しない。
大豆製品とレシチンは脂肪と血糖を分解するのに役立ちます。
ビタミンEは血液の循環のために摂ると良い。
ビタミンBのためにビール酵母菌も摂ると良い。
亜鉛はインスリン生産に大切です。
コーラー、セブンアップ、ジンジャーエール、ビールといったものを摂らせない。
というのは、これらのものは血糖値を上げるからです。
また、牛乳を多く摂らせない(カロリーが高いため)。
グレープジュースは硝酸塩を中和する。
従って、ガンの発生を抑制するので、オレンジジュースの
かわりに朝食に摂ると良いでしょう。
糖尿病によい運動は膝を胸につけた姿勢で胃を上下させる運動である。
あるいは踵(かかと)を地面に付けて壁に寄りかかりながら同じことをしても良い。
インスリンを減らすために、チーズとサンドウィッチ・ミートを与える。
カイロプラクティック・ケアの後、患者さんは尿の変化に気づくかもしれません。
かかりつけの医師の所へ行き、インスリンの処方量を
減らす必要があるかどうか診てもらう。
処方量を減らしてもらうのは医師であって、カイロプラクターではありません。
この状態になるには長い時間がかかっています。
一夜にして治るものではありません。
身体の修復機能が完全に働くには2、3年かかります。
もっと時間がかかるかもしれません。
矯正は非常に特異的でなくてはいけません。
1ヶ所だけを動かすこと、その他のセグメント(部位)を
いたずらにポキポキ鳴らしてはいけません。
さもなくば、よい結果を望めません。
横突起でまず回旋変位を矯正し、
次に棘突起を深く(後方変位)矯正してみることも考慮する。
糖尿病はとくに合併症が怖い病気です。
いずれにしてもカイロプラクティックは、病気を治すものではなく、
病気を治すのは患者さん自身の自己治癒力です。
その機能の働きを阻害している部位の骨のゆがみ・ズレを
矯正することにより、機能が正常になってくるのです。
長い年月をかけて悪くなってきたのですから、
一夜にしてよい状態にはなりません。
根気よく、また忍耐と努力が必要です。
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