医療の原点は「手による癒し」 | 大阪市都島区の21時まで受付のカイロプラクティック 村上カイロ

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「手の技」から医療の歴史は始まりました。

肩や腰の疲れを感じた時には、誰もが本能的にその部分を揉んだり、

押したり、叩いたり、擦ったりするものでしょう。

おそらく原始時代の人類も同じようなことをしていたはずで、

ある意味ではこれこそが医療の原点といえます。

揉んだり、押したり・・・・・の対象は、筋肉のコリの部分だけではありません。

腹痛や頭痛の時に患部を押すと楽になりますし、風邪の時ならのどの

腫れたところを揉むと咳が治まったりします。

様々な症状が手によって楽になることに気づいた人々のうち、

特に器用な人が症状を解消するのに効果的な手の使い方や人体上の

ポイントを発見して「手の技」として確立してきました。

そのようにして世界各地で発展してきた、手による癒しの技を総称して「手技療法」と

呼びます。手技療法には様々な種類がありますが、施術者の手による物理的な

刺激(揉む・押す・叩く・擦る等)を、患部や関連する部位に与えることで、

症状の改善を試みるという点では共通しています。

伝統的な手技療法として日本でよく知られているのが「あん摩」です。

中国最古の医学書『素問』には 「按は抑えず按ずるをいう。摩とは手足を早く挙ぐるをいう」

と書かれていますが、これは手の使い方を説明したものです。

中国では春秋戦国時代 (紀元前3世紀~8世紀)にはすでに重要な医療手段

となっており、隋時代(6~7世紀)の医学教育機関 「太医署」 では、

「按摩博士」という地位が確立していました。

日本でも奈良時代の初期に医師、医博士と並んで 「按摩師」 「按摩博士」

という地位が設けられており、今でいう整形外科医のような位置づけで

あったと考えられています。

また、それ以前の大和時代後半から飛鳥時代にかけて 「7世紀頃」、

骨折や脱臼、捻挫等を治療する「整骨術(接骨術)」という手技療法が

日本で確立し、平安時代には「接骨博士」という地位が設けられています。

整骨術(接骨術)は、現在の整形外科医が扱うようなケガや疾患を対象と

しており、当時の最先端医療といえるものです。

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この整骨術は、江戸時代には柔術家による「接骨術・ほねつぎ」として

庶民に親しまれるようになり、明治16年に一旦医師免許制度に組み込まれた後、

大正9年に 「柔道整復術」として法定化され、昭和11年に健康保険の適用、

同63年には国家資格化がなされました。

現在は 「整骨院」 「接骨院」 という看板が掲げられているところで、

この柔道整復術が行われています。

では、西洋に目を向けますと、そこでもあん摩に似たマッサージという

手技療法が自然発生的に確立し、古代ローマ時代(紀元前世紀~8世紀)に

大流行しています。ただし、現代のマッサージの基礎が作られたのは16世紀の

ことであり、さらに 「マッサージ」 という言葉の登場は19世紀末まで

待たなければなりません。

ちなみに、「マッサージ」とはフランス語で、その語源はヘブライ語のmashesh(さする)

、アラビア語のmassa(触る)、ギリシャ語のmassein(こねる)とされています。

そのため、西洋では筋肉を揉んだり、擦ったりする手技療法はすべて広義の

マッサージとされ、その意味では最近流行のリフレクソロジーもマッサージの

一流派と考えてもいいでしょう。