軍人・軍属の転勤、入れ替えシーズンが始まる5月・6月。軍隊に入隊して、ブートキャンプを無事卒業後、沖縄の海兵隊基地に飛ばされてやって来る若い隊員達のホームシック、慣れない環境でのストレス問題絡みのケースが増える時季であります。

下は、数十年前の海兵隊リクルートポスター。4軍の過去のポスターの中でこれが一番好きです。鬼軍曹教官が、教育隊員に向かって、『海兵隊にはバラ園は無いぞ=チャラチャラ甘く無いぞ』みたいな事を言ってるのですが、現在の海兵隊よりも昔は大変だったろうなと思います。カウンセリング・プログラムなんて無かったでしょうしね。

因みに、下は沖縄限定の自衛隊のリクルートポスター、海兵隊員に見せると、だいたい『日本らしくて最高。こっちのがいいなって言われます😆。

最初に空港に降り立って、想像していた日本とはこれまた違うイメージで、驚く隊員が多くいます。慣れてくると、沖縄を好きになる隊員達は、もちろんいますが、うちに回ってくるケースの殆どは、厳しい規律や門限、酷い精神的な抑圧からくるストレスが原因の、『不安症』、『怒りのコントロールの問題』、『鬱』、そして、ストレス環境がトリガーになる『生育歴絡みのトラウマ』が根本にある問題を抱えるケースがかなり見られ、沖縄大丈夫?って聞くと、複雑な表情を浮かべる子達が多いです。沖縄自体は好きだけど、沖縄と米軍の関係や、国防で国を離れて来ていて、こんなに嫌われているのに自分達は何の為に居るのか分からないと答える子もいます。

トラウマは、何も戦争を経験した兵士にのみ見られる訳では無く、過去の小さなイジメ、親からの虐待、ギャング絡みの生育歴、親は居たけど不在気味でサポートが無かった等、何かしら抱えて成長し、入隊して、パワハラ当たり前な環境、潜在意識下にある塊がトリガーされ易い環境にいるのは間違い無いと思われます。 

例えば、怒りが問題になっている場合、最初は、『何故、怒りが何日も続くのか』、『何故、あんなつまらない人に感情を揺さぶられ、影響受けるのか』、『何故、1人になるのが怖いのか』等、理解出来ない部分が浮かんできます。しかし、怒りやネガティブな感情を掘り起こして、一緒に考えていくと、曇りが晴れて、思考のパターンや、自己卑下の癖、その他の隠れた感情がクリアに見えて来ます。そこをEMDRや他の技法を使ってプロセスして行くと、だいたい次に強い感情が出て来ても、理解出来ているので、コントロールし易くなる場合が殆どです。

入隊したての若い隊員達が沢山入ってくる6月。腕まくりして待っている私達です。よく見たらエストロゲンだらけ(女性ばっか)な職場やなー😆。ドラマが無いからいいけど。*ボスの送別会にて、日本的なポーズつー事で、敢えてのピース✌️。