うちのプログラムには、色んな人達がやって来ますが、ちらほらいるのが、カップル間でのいざこざでやって来る方達。余りに不仲過ぎるカップルは、最後の手段で、カウンセラーに助けを求めてやってくる場合が多く、理由も不倫絡みだったり、産後のセックスレス、そしてお互いの怒りの処理をするのが下手なのが原因なケースが圧倒的に多いです。
カップルのカウンセリングでは、色んなコミュニケーションのやり方を見る為、口論が始まったら、酷くなるまで放っておく場合があります。これは、ある意味、必要なプロセスで、カウンセラーとの信頼が無いと失敗に終わる場合もあります。
さて、今週いらしたカップル。小さな口論が始まったのですが、その中で、私は新しい英語も覚えました。『バケットダンパー』と『レスティング・ビッチ・フェイス』の2つです。お互いを、色んな形容詞で呼び合う若いカップル。中年カップルの私とJテイラーさんは、体力もクオリティも無いので、もう、こういう口論はしませんが
、若いカップルを見ていると、まぁ、色んな形容詞が出てきます
。
まずは、『糞バケットダンパー』。こちらは奥さんが旦那様に使っていた言葉で、『溜まりに溜まった汚い感情を相手に頭からぶっかける奴』から来ている様です。しかし、これは小学生も使っているらしく、『バケットダンパーとかバケットディッパー=意地悪な子』。逆に、『バケットフィラー』という言葉は、『相手をリスペクトして、優しい言葉をかけてくれる子』と言う意味があるらしいです。勉強になります。
次に旦那様が奥様に放った言葉は、セッションの後、トイレの鏡で自分の顔を確認した程
。その言葉、『レスティング・ビッチ・フェイス』は、『リラックスしていても=普通の状態でいても、こちらを軽蔑している・怒っている顔・ビッチな表情をしている人』ということになります。
怒って無いのに
しかし、この言葉は2013年から広まり、何かのセミナーで表情や感情の所で聞いた覚えがある言葉ではありました。しかし、実際に相手をなじる形容詞で聞いたのは初めてでした。弛んできた頬、法令線が濃くなる昨今、まさに私もレスティング・ビッチ・フェイス! 道理で、最近旦那に『どうしたの? 怒ってるの?』とか言われる頻度が多い
。
ま、私の話は置いておいて、若い奥様は、『オメーの顔見るだけで不機嫌なんだよ!』などと応戦。ここで流石に止めに入り、怒りについて勉強してもらいました。
怒りには、大体隠れた感情があり、その隠れている感情こそが、解決の鍵を握ると言われています。それを説明して、レスティング・ビッチ・フェイスとか、糞バケットダンパーと呼ばれた後の感情を語っていただき、お互いを大好きだった頃の話まで遡ることが出来ました。間違ったコミュニケーションの取り方は、歯車を狂わせ、様々な相手を傷つける形容詞が名詞に変わり、相手をナイフの様な感情と共に切り刻んでいくのです。
カップルのカウンセリングは、しんどいですが、私まで勉強になります。


