境界性の人から逃げるには本気で | 高機能型境界性パーソナリティ障害の彼の呪縛から抜け出す

高機能型境界性パーソナリティ障害の彼の呪縛から抜け出す

高機能型境界性パーソナリティ障害の彼と関わってしまったこと、それにより失ったもの、得たもの、学んだこと、、、ふう。沢山ありすぎて。
記録と心の整理の意味で出会いから経過、現状を少しずつ書いていこうと思います。

「逃げる」というのは、一切の関わりを絶つ、という意味です。

 

境界性の人から離れるには脱価値化されるのが一番です。 

彼らにとって取るに足らない相手と認定される、もっと興味のある対象が現れていらないと思われるなど、0か100のゼロになればさっさと去って行きます。 (ですが他の人と上手くいかなくなればまた戻ってきてしまったりはしますが)

 それが難しそうであれば、一切の関わりを断つのがいいと思います。

 

境界性の人達は常軌を逸しています。その言動も思考のクセも。 

まともに話し合うことは難しいです。 

その時は一瞬納得したかに思えたとしても、数時間後にはまた変わります。 激昂した後には反省もしています。あんなこというつもりじゃなかった、そんなことしたらもっと離れていくに違いない、などと考えます。 

でも、繰り返しますし、激昂している時に発する言葉や態度は本気です。本気ですが心の奥では見捨てないで!と号泣しています。

 そういう人達です。 

 

そこには相手を思いやるという余裕はなく、利己的、自分本位なので、とにかく自分が辛い、自分を見捨てないで、自分をわかって、と「自分」サイドの都合でしか考えられないのです。 そんな人達ですから、あなたが別れたいと思うのであれば、とにかく逃げることです。 

仮に隠しておきたい関係で逃げることにより家族や世の中に知られることになっても、それでも逃げたほうがいいです。 

 

彼らとのやりとりは全て記録しておくのがいいと思います。

 LINEなどの文章だったり、電話は録音するなり、とにかく証拠を残しておくことです。 

そして、脅し(晒す、死ぬ、家族になんらかの手を出すなど)がある場合は、今すぐに弁護士と警察に相談しておくのがいいと思います。

 

 弁護士や警察に相談し、今後一切関わらない、法的措置も辞さないという姿勢で連絡ができないようにする、連絡を取るならば弁護士を通す、家や職場に来る、家族に接近するなどをした場合は警察に連絡する、など徹底することです。 

その為には様々な証拠(日付や内容がわかるもの)をとっておく必要があります。その証拠を持って相談に行ってください。

弁護士に相談する際にはこれまでの彼らとの経緯を日付を追って細かく資料にしておくと話しが早いです。 彼らがしうるあらゆる行動に先手を打つべく、様々な可能性で対抗することを考えておくのがいいと思います。

 

 「死ぬ」などの脅しには「警察に通報して見に行ってもらう」です。間違ってもあなたが動いてはいけないです。 

信頼できる友人などにも状況を話しておくのがいいと思います。

 

 

境界性の人と深く関わってしまった人は本人も心が病んできます。 

とにかく相手の全ての時間や心を欲しいと思っている人達なので、こちらはがんじがらめになってしまいます。 

恋愛モードの時はそれでもまあ楽しい部分もあるのですが、四六時中彼らの相手をすることにもなり、また、彼らの気分やその時の状況で感情をぶつけられたりゆさぶりをかけてくるので、休まる時がなくなってしまうからなのです。

どこに怒りや落ち込みの地雷がひそんでいるのかがこちらにはなかなかわからないので、どうしても会話や態度が気を遣いながらになります。余計な発言で彼らの機嫌を損ねたら自分が大変になるだけだとこちらも学習しますから。 

 

そんなこんなでこちら側は仕事、家族、友人などとの関係がどんどん悪くなってしまうのです。 閉鎖された気分にもなり、その上で彼らの連絡攻撃・・・ 境界性の人とお付き合いした人はみんなこんな状態に陥ってしまうのです。 

 

そこから抜け出すには、どんな形でも覚悟が必要です。

 

境界性の人とのお付き合いは続けるにも覚悟、別れるにも覚悟です。