境界性と発達障害の関係 | 高機能型境界性パーソナリティ障害の彼の呪縛から抜け出す

高機能型境界性パーソナリティ障害の彼の呪縛から抜け出す

高機能型境界性パーソナリティ障害の彼と関わってしまったこと、それにより失ったもの、得たもの、学んだこと、、、ふう。沢山ありすぎて。
記録と心の整理の意味で出会いから経過、現状を少しずつ書いていこうと思います。

自分で自分の感情をコントロールできない境界性。

 

境界性パーソナリティ障害の原因が愛着障害だというのは周知されていることですが、もうひとつ、私は発達障害が大きく関係していると思っています。

 

発達障害は脳の機能障害ですが、境界性の人も恐らくそうなのではないかと。

 

少なくとも私の彼は発達障害だと思います(医師の診断は受けていません)し、私の知る限りの境界性または自己愛性の人達もやはり発達障害じゃないかなという言動が多いです。

 

発達障害ゆえに愛着障害に陥り、それがパーソナリティ障害を発症させたというパターンが多いのではないかなって推測しています。

 

私の友人男性も自覚のある境界性なのですが、自覚したきっかけは母親に医師から「境界性」の診断が下った際、その特徴を知れば知るほど、「えっ、俺のことじゃん!」ってなったのだとか。

 

親という身近な存在に苦しめられたことや自覚をしていることなどから本人は随分と気遣ってはいるのですが、やはり小さな苛立ちは日々起こっているようですし、年に数回は大きな嵐を起こしてしまいます。

 

そんなことから、境界性パーソナリティ障害は治ることはないと思っています。

本人の努力や年齢で少しずつ落ち着くことはあるかもしれませんが、でも完治はしないと思っています。

だって、脳の発達の未熟さゆえなのですから。

本人だってとっても生きづらいはず。

 

そう考えると、境界性の人のパートナーとして生きることは、その特性と一生関わっていくということなのですよね。

 

悪い人ではないのです。

ただ、他者の気持ちへの共感力が小さな子供レベル。

複雑な感情が理解できないのだと思うのです。

それは自己中心的な思考にもみえますが、自分の感覚の範疇内でしかわからないからなんじゃないかな、って思います。

 

パートナーである私達の振り回され度は半端じゃないですし、本当にキツいです、辛いです。

「境界性のパートナーあるある」ですが、私も10㎏近く激やせし、仕事も手につかない、涙で一日を終える、という日々を経験しました。

 

もし、時間を戻せたら、彼とこんな関係にならないようにします、絶対!

それくらい苦しい時間でしたし、まだ続いている今も快晴なわけではないから。