いよいよ初夏のバラも後半戦に突入である。
 
ペインター・シリーズのモーリス・ユトリロが開花した。
 
花の大きさに首が耐えられないのか、くたっと横を向いて咲いている。
このシリーズは複数のカラーが絞り状に混ざるのが特徴で、好き嫌いはあると思うが見栄えが良い。
そして、病害虫に比較的強く丈夫なことも評価できる。
 
次に増やすとしたら、誰(画家)にしようか・・・
 
つるバラ ペレニアルブルー
 
ラベンダーフレンドシップに似ているが、こちらのほうが赤みの濃い花が咲く。
 
バレリーナ。半つるというかシュラブというか、我が家ではそれほど大きく伸びたことは無い。

 

 

柔らかいピンク色の花弁が愛らしい、バレリーナという名前がとても良く似合う。

似ている安曇野と比較してみよう。

 

安曇野のほうが紅白がはっきりしていることがわかる。

安曇野は非常にコンパクトなバラなので、我が家のように小さな庭でも収まる。

 

そしてごめーん。品種名がわからなくなってしまった。サーモンピンクのバラ。

一輪だけ咲いてくれた。ラ・パリジェンヌって名前だったと思うんだけど、自信がない。

 

カーディナルフューム。赤黒い花色が特徴。

わざとアンダーで撮影しているせいもあるけどね。

華奢な枝の先に5cmほどの小さな花をつける。

やや黒点病に弱く、毎年、梅雨の蒸し暑さで青息吐息になる。

 

リトルアーチスト。

我が家ではなかなか大きく育ってくれないバラ。

花弁の先がとんがっているところが可愛い。

今年は土壌のよいところに植えなおしたので、ぐんぐん伸びてほしい。

 

そして実生のバラをいくつかピックアップ。

 

我が家で育った実生バラの中でもイチオシの逸品。

 

八重のマゼンタ色で中央に白い絞りが入る。

花弁はやや不揃いだが、未熟な感じが愛らしい。

 

 

甘い香りがするのか、小蜂が寄ってくる。

雰囲気が似ているペレニアルブルーとのハイブリッドかもしれない。

 

そして、同じ色合いだけれど、シングルタイプの実生バラ。

 

まさに野バラの紅白バージョンといった雰囲気。

 

木漏れ日の中に紅白ツートンの花が浮き上がる。

 

これら実生のバラは、

ピエール・ドゥ・ロンサールや・・・

 

シェパーデス・・・

 

アプリコットネクター・・・

 

のような完成された美しさではないが、素朴でシンプルな味わいがある。

 

というわけで、今年も実生の小苗を見つけて花が咲くまで育ててみたい。