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除雪除雪除雪、帰りに車埋まって除雪、Seaweed Engineering Nori'sブログです。

また降るの!?




という事で雪が無かった頃の素敵な森の風景。

そして秋のエゾシカは鳴きます。


ここが俺の場所だ!

女性の皆さん!交尾しませんか!

おーい!

ここですよー!


もちろんオスだけがこのような意図で鳴くのですが、これは他のオスにも聞こえてるわけで。


ちょっとそこで鳴いてる奴誰!?


待ってろお前、今からそっち行くから!

とばかりにテリトリーを死守する為、鉢合わせたオス同士は戦うのです。

この習性を利用したのが、いわゆる「コール猟」というものです。



こういう笛を吹いて、「ちょっと格下っぽい、弱そうなオス鹿の鳴き声を真似ます。

あんまり強そうに吹くと来ねえからな、とは先輩方の教えですが、強そうとか弱そうとか鹿じゃないんでよく分かりません(笑)

昔のハンターは鹿の角を使って笛を自作しており、これは自分も譲り受けて使用しているのですが、手作りのやつもまた風情があってよろしいです。


「キューーン…ヴェェ…」と鳴く成熟したオスとは別に、主にメスや若いオスが鳴く時の「警戒音」は、「ピッ!」と短いやつでありまして、こちらの姿を認識されるとまず間違い無く鳴かれてしまい、周囲に共有されます。


こちらからは見えないけれど、鹿に目視されてしまったという切ない気持ちになりまして、超警戒されるので以後近くに鹿は寄りません。



※ハンティング系動画が苦手な方はご視聴をお控えください。




ライフルは持ってるけど初めて笛吹いたさぁ、と言うAさん。

最初、その吹き方は警戒音だからやめろと怒られたりもしていましたが、やがて結果が付いてきます(笑)


森の奥からガサッ、ガサッ、っと近付いてくる大きなオス鹿。

この時期のエゾシカは目視しづらくなかなか発見出来ませんが、笛でかなりそばまで寄って来るのです。



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明日もドカッと降るそうですが、よろしくお願いいたします。