いつもご覧頂きありがとうございます。



インフルエンザからの椎間板ヘルニア悪化で悶絶している、Seaweed Engineering Nori'sブログです。


北海道に移住してからヘルニアこんなに酷いの初めてで、這いつくばってたら犬にお尻の匂いを嗅がれました。クッ!

しかし尻から何となく空気を読むらしく、妙に優しく接してくれる愛犬。


もうなんかムリ!って感じでブログもお休みしようかと思ったんですが、ベロが動けば文字は打てるし(実際舌で舐めるとiPhoneは操作可能ですw)、音声入力もあるし…

ってそんなに毎日更新する意味あんの!?と自問自答する日々なのですが。


そもそも古巣、Little Wing Engineering所属の頃、ブログでもやるかみたいな話から、「じゃあオレやります!」という事で毎日更新になった流れでして、現在もリトルウイングのナオキマンこと網濱くんがその流れを引き継いで頑張っておられます。

彼は本当に根性座ってると言いますか、師匠である大平さんの下で、何処に出しても恥ずかしくない技術と人間性を育んでいると思うのです。

そして何を隠そう自分が愛をもって指導し、今もひたすらにメカニック道を突き進む、ただ1人の後輩であります。

彼がビッグになった暁には、「あれ僕の後輩なんですよ、ゲヘヘ」と汚い笑顔でドヤ顔出来るなあという目論見です。


ちなみにヴィンテージハーレーダビッドソン修理の技術的な事を、まだYouTubeもあるんだか無いんだかの頃から画像を交えて積極的に発信していたのは当時リトルウイングくらいで、「そこまで修理の詳細をブログに載せなくても良いのでは?」というご意見を他のショップ様から頂くほどの内容と、書いてる本人のクセの強さが人気(?)のコンテンツでありました。


もちろん当時まだiPhoneは発売されていないので、デジカメで撮ってパソコンに入れて、エキサイトブログにアップする毎日。

今でも、「これどーだっけなあ」みたいな事を検索すると、必ずと言っていいほど自分の書いたブログにヒットして、うわ、めちゃ詳しく書いてある(笑)という感じです。

内容に関しては当時から全ての内容をボスがチェックしていますから、間違ったものはひとつもございません。

書いてる人よりチェックする人の方がキツいと思うのですが、本当に2人チームで確実なものを毎日頑張って配信したという自信があります。


ゆえに。

プライベーターが無料で見られる確実な資料として、これ以上のものはもう無いな、と強く思ってしまうのです。



https://lwe31x.exblog.jp/18230312/


もうなんかこの感じは出せない(笑)




はい、日々作業の進捗を日記みたいにアップするのは、つまり作業でしか無いので、嫌なんです。

変な話なんですけど、もうお客さんには別に見て欲しく無いと言うか、どっちでもいいというか。

ただ一緒に何か、共感したり応援したり、そんなふうに前向きになれるような、寝る前だったり、朝うんこしてる時の密かな楽しみのような。

ぶっちゃけ古いハーレーに興味無くても良いんです。

心が、なにかひとつ明るくなるような、そんな気持ちを届けたい。

もうこれは趣味なんだと思います。

変に仕事を意識するからどっちつかずになり、自分でもなんか読み返す気にもならないモノに成り下がる。


例えばとある修理のやり方をブログに書きます。

すると、それを見てお客さんが自分でやってみるとします。


「Noriさんのブログ見て自分でやったら出来ました!」


ありがとうございます。


それでも、なんなら自分でもそのくらい出来るけど、それでもNoriさんに触って欲しいから、という事でご依頼頂けるお客様のお陰で、自分は生活出来ているんです。

金額だけで選ぶなら、もっともっと安くやると謳う所はあるでしょう。

(それで直らないからウチに来たと言う人が実は90%くらいなんじゃないかと思うんですけど、だからウチは適正価格ですと言っています)


結局カスタムと修理、チューニングを秤にかけて、やっぱり先にカスタムに傾いちゃう人が多過ぎるんですね。

どんだけ流行りのカタチをしていても、カネにモノをいわせてレアパーツを取り付けても、遅ッ、何そのバイク?壊れてませんか?

そういう人に限って、「ハーレーにスピードとか求めていませんから」とか言うんですけど、それとこれとは違います(笑)


ちょっと横道逸れましたけど、つまり。

今こそSeaweed Engineering Nori'sブログはあの頃の、あの小ちゃい文字のやつに還らなければならないのだと強く思うのです。

そんな、ほんの少しだけ生息している熱狂的な「小さい文字ファン」の方々の為に、プラットフォームを変えなければいけないのではないかと思っています。

つまり、技術はもちろん当たり前なんですけど、この思想や、キャラクター、そして北海道というフィールドが生み出すもののリアルを、待っている人たちに届けたいのです。


やっぱブログかな、とは思っているのですが。


明日もよろしくお願いします。