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集合ッ!!Seaweed Engineering Nori'sブログです。
それホンモノですか?ニセモノですか?
インターネットに溢れる情報、これを信じるか信じないかはあなた次第ですッ!つって今日もどーでもいいお話をして行きます。
スパークプラグ。
NGKというのは日本特殊陶業が販売する点火プラグのブランド名です。
日本ではこのNGKのプラグが入手しやすく、本来ハーレーダビッドソンはチャンピオンというメーカーのプラグなんですけれども、Seaweed Engineeringでは互換性のあるものをNGKでチョイスしまして使用しております。
まあ、もうAmazonで何でも買えるのでぶっちゃけ何でも良いのでありますが。
という事でカーボンバリバリのシリンダーヘッド、これはパンヘッドの燃焼室です。
最近よく、「パンヘッドには何のプラグを使いますか?」と質問されるんですけど…
1948年のパンヘッドより、1974年辺りの前期シャベルまで、Seaweed Engineeringでは、NGKのBP5HSを使います。
BP5Sじゃないの?ってすげえしつこく聞かれるんだけどこれ何でなん?(笑)
BP5HSのネジの部分の長さは、1/2インチ(12.7mm)です。
対してBP5Sは、3/8インチ(9.5mm)しかありません。
そう、BP5HSとBP5Sは、ネジの長さが違うんです。
違い?それだけっすよ。
燃焼室内は、こんなに過酷な状況です。
そして見て下さいこのスパークプラグの、ちょーどいい飛び出し具合!(ジャパネットたかた風)
…この飛び出したスパークプラグの先端に、ピストンが当たる事などあり得ません。
ひとつよろしくお願いします。
BP5HSのネジ部分1/2インチの長さが、プラグホールのネジ山を全て使い切り、そして過剰に飛び出さない、適切な長さです。
そもそも純正OEMとされるチャンピオンのJ12Y(銅プラスとされるJ12YCでも可)は同じくネジ部分の長さが1/2インチです。
勝手に短くしちゃダメダメ〜
ネジの部分が3/8インチしか無いBP5Sを使ってしまった場合、燃焼室へ先っぽが十分に突き出さず、
⚫︎圧縮が下がる
⚫︎正しい点火が行えず、燃焼効率が低下する
⚫︎プラグホールのネジ部分にカーボンが付着し、後のメンテナンスでプラグのねじ込みに問題が生じる
⚫︎短過ぎてシリンダーヘッドのネジ部分が完全にシールされないため、圧縮漏れの原因になる
みたいな。
そもそも自分自身、20年以上BP5HSでブッ飛ばしてるワケだから、これを説得力と言わずして何と言う。
カタチは変わったけどね〜(体型も)
やっぱボバーいいなあ──
https://shopping.seaweedengineering.com/
経験に勝るものなし!
明日もよろしくお願い致します。