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蝦夷梅雨!?Seaweed Engineering Nori'sブログです。
ジメジメ大嫌い!!
ではヴィンテージハーレーのエンジン始動手順、行ってみましょう!
まずはガソリン。
量的にはメーターも何も無いので目視!
暗いから、つってライターで照らした阿呆が居たとか居ないとか(笑)
火柱確定、よもやよもやです。
タンクの形状によってはチャプチャプしてても最後まで使い切れません。
「ガソリン入ってるからガス欠じゃねえんだよッ!!」と仰る方も、キャブまでガソリンが来ない状態は全てガス欠なのでございます。
そしたらガソリンコックをオン!
もうコックとか言ってる時点でヴィンテージな時代に突入です。
キーをオンにする前に、チョークレバーを全部下げます。
下げるとキャブの入り口にフタされます。
チョークというのは「狭くする」というやつで、要は空気の通路を狭くして、ガソリンを濃くする役割です。
チョークスリーパーのチョークです。
スリーパーって怖いっすね(笑)
落ちグセは本当につくので、無闇に人を気絶させるのはやめましょう。
という事でサラサラ天ぷら油も温めるまではネットリしているわけで、冷えて水飴のように固いシングル50番を掻き回す為には、相当な燃料が必要なのです。
その状態でスロットル全開をキープしつつ、空キックを2〜3回踏みます。
キャブの入り口を塞いで、スロットルバルブを全開にしてキックを踏めば、ガソリンが液体でズボズボと吸い込まれる仕組みです。
この一連の下ごしらえ、お膳立て、仕込み、みたいな儀式は、プラグがスパークしない、「キーはOFFの状態」で行う必要がありますです。
そしたらチョークレバーを最後まで戻しつつ、1段だけ下げた状態にします。
1段下げた右側と、全部戻した左側。
写真撮る人が悪いんですが、チョークバルブは、「全部戻すと水平」になります。
このホントちょっとの抵抗でガソリンは濃くなります。
いわゆるこの「1段下げ」が、リンカートキャブの「チョークが効いた状態」です。
そもそも「全部戻し」が水平になってないやつは、「常にチョーク効いちゃってる」わけでして、直さないとセッティングもクソもありません。
そしたら点火タイミングを1番早いとこから少し遅らせて…
やっとこさキーをON!してキックを踏んでください。
エンジンが掛かったら、なる早でチョークレバーを全部戻して、点火タイミングを最大進角まで進めます。
そして少し回転を上げながら軽く暖機。
真冬以外は数分も立たずに走り出しての走行暖機が良いです。
気温にもよりますが、完全に暖まるまでには20〜30分走行しなければなりません。
それまで少しグズついたり、というのは、完全に暖まって消えるようでしたら問題ありません。
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手順を守って調子を崩さないように乗りましょう!
明日もよろしくお願い致します。