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急に夏みたい!Seaweed Engineering Nori'sブログです。

これ今年の夏暑そうですね〜






という事で春季のヒグマ管理捕獲、やっていきます!

ポジションに着いたらいつもの音爆弾。

「持ち手」とありますが、持ってるとヤバいです。






ね?(笑)


しかし轟音は山の神様にしっかりと届いていました。





すぐさま、「足跡見つけました」と無線が入り、隊員に緊張が走ります。


この時期、この気温、爪先がこれほどまでにしっかりと残るのは、ホントにホヤホヤのいますぐそこ!な状況です。


サイズ的にはまだ若いヒグマとみられます。

これは近くに居るッ!




しかし雪はほとんどが解けており、足跡を追跡するのが非常に難しい!

ヒグマを形容するのに、しばしば引き合いに出されるのがネコです。

「気付いたら後ろに居た」、と皆が口を揃えます。


ほどなくして他の隊員から、「ヒグマ姿確認しました」との無線が入りました。

そこが自分のいる場所から遠くない事を確認すると、マガジンチューブに2発、弾を込めます。


フォアエンドをスライドさせて、マガジンチューブから薬室に弾を送り込み、セーフティを外して、構え、発砲。

一連の動作は真剣に、繰り返し練習することでしか確実性を上げられません。

更に頭の中でイメージします。




「いたッ」と声に出してしまうのはどうなのかと自分でも思うのですが、口をついて出てしまうリアルな心情。

それほどまでに、何というか、神々しくすらある、その命の躍動感。


自分の声にこちらを向いた若いヒグマは、急斜面を転がるように駆け降りて見えなくなりました。

本当に一瞬。

これは強烈です。

目に焼きついて離れない。



大きくなって、また会おうぞ!(笑)

オジサンも修行して来ます。




明日もよろしくお願い致します。