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臭ッ!!Seaweed Engineering Nori'sブログです。
めちゃくちゃ臭い!
大量のサカナが打ち上げられています。
うーん、ウルメイワシ?
潤目鰯(うるめいわし)はニシン目ウルメイワシ科。
本当は北海道南部以南のもっと深い所を回遊しているはずで、春の石狩湾ではまず見ない。
イワシの仲間ではちょっと大型。
動物性プランクトンを食べて最大40cmくらいまで成長する個体もいるそう。
油瞼(しけん)と呼ばれる脂肪膜に覆われた目が、死後涙で潤んだように見えるために名付けられたとの説が有力。
ちなみに油瞼は銭函と言えば!のニシンにもあり。
食べられますか?
ポピュラーなとこのイワシ3兄弟、マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの中ではレアでありまして、ウルメイワシは油が少なく、丸干しやみりん干しなどが良いそうです。
刺身も美味だとか。
拾ってそのまま食えるのでは…?(笑)
気象庁によりますと、3月20日の海面水温はご覧の通り。
平年差を見ても、海水の水面温度が上がっているのは明らかです。
ウルメイワシの活動最適水温は14〜16℃だそうで、水温が6℃を下回ると仮死状態になるそう。
そんなイワシが大量死するのは有名なハナシで、ゆえに「さかな偏に弱い」と書いたりするのだと思います。
春になると、「こういうのは大地震の前兆だ!」と騒ぐ人が増えたりしますが、しかし、暖かい海になり、ブリやシイラなどの今まで北海道では釣れなかった青物が釣れるようになり、今まではあまり見られなかった場所での今回のイワシの大量死を見ても、地球環境の大きな変化は明白です。
これが直接地震の前兆を表すものではないにしろ、であります。
つまりは海だけじゃ無いという事。
今後必ず訪れる、更に大きな地球環境の変化は、やがて人間にとっての大きな災害となるでしょう。
気候的なものだけにとどまらず、野生動物との関係も然りです。
たまにヒグマの住んでいる北海道に住んでる方が悪いだろwみたいなご意見もお見かけしますが、それ以前に地球に住んでいるすべての生物の事を考えてみて下さい。
人は毎日毎日、その大小に関わらず、他の命を奪う事でしか生存する事が叶わないのに、それを誰かにやらせる事で、気付く事すら出来ない人が増えてしまった。
そんなお前が地球から出て行けよという事で、明日もよろしくお願い致します。