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追憶のパンヘッド、Seaweed Engineering Nori'sブログです。


この17番、ライダーもバイクもめちゃっ速なんです。

ブリブリにケツ流してオーバルコースに突っ込んで行くんですが、もちろん中身もカリッカリ。

ラフにスロットル開けるとフロント上がるそうです(笑)


このスタイルもいいよね〜

迷うよね〜





ということで昨日の続き。

SUキャブはオーナーがバラして掃除しないといけないキャブです。

最低この上半分は自分で出来るようにしましょう。





結局、ノーメンテで乗ってると摺動部分が減ったり傷入ったり引きずったり、最悪固着して動かなくなります。

傷は1000番程度の耐水ペーパーで取るようにしたいですが、あまり磨いてしまうとガタになりますです。




エアツール用の柔らかいオイルを塗布して組んでください。

安いので良いのです。

パンやシャベルのシングル50番とかは固すぎてやめといた方が無難です。

ここは結構な速さで動いてますよ。




あとは過去に経験した、ニードルのホルダーが緩んで飛び出しちゃってるやつ。





ここはツラまで押し込んで、サイドから締めます。




ニードルはBBT以外捨てて良いです(笑)

ここも即ち、摺動部分が痩せて濃くなる仕組み。


そうです。

SUは他のキャブに比べると短命なイメージです。





なのでノーメンテなSUは更に寿命が短く、傷が段になって引っ掛かり、なんだか調子が悪いぞ、となります。





この中身も定期的にキャブクリーナーで清掃しつつ、先ほどのエアツール用オイル等で潤滑して下さいね。

トップの黒いフタを開けて、どんどんオイル流し込んでも応急にしかなりません。



YouTubeにもネットにも、正解の詳細は落ちていないと思われます。

みんな、「動画の通りやって、何かあったら責任取るぜ!」なんて言ってませんものね。

「やってみた」の「結果オーライ」で、えっ、それ調子悪くね?みたいな。

そんなロシアンルーレットみたいなのでは遠くへ行けません…


ハーレーは適当やってもとりあえず走るんですけど、なんだか恐ろしい時代になってしまいました。



明日もよろしくお願い致します。