いつもご覧頂きありがとうございます。



嵐の前の…Seaweed Engineering Nori'sブログです。

明日からまたドカ雪予報であります。

もう踊るしかありません。




天気に文句言っても仕方がないので、暖かくして地味〜な作業を春まで続ける所存です(笑)


ほら、ヴィンテージ車両用の布巻き配線は、コレに変えるだけで雰囲気バツグン。




自動車やオートバイの配線カバーは、コルゲートチューブやPVCと呼ばれるポリ塩化ビニルが主流です。


しかしながら、当時から旧車に使われていたアスファルトコートルーム、つまりはこちらも布カバーにコーティングを施して、耐候性を高めている配線カバーの雰囲気は、車両を一気にレトロな感じに致します。






こちらも新品が手に入りますので、見た目を気にする方もお任せ下さい。





銅を基本に使っている配線は、古くなりますとサビも出て(緑色になる、体に悪そうなアレです)、確実に電気抵抗になりますです。


ちなみに黒っぽい茶色、銅の酸化膜は、実は絶縁体です。

電気を通しません。

古い配線、ハンダづけしようと思ってもなかなかハンダが染み込まないやつ、あれもう終わってます。


えっ、そんな寿命短いのにじゃあ何で銅線使うんだと思いますよね?

重いしサビるし最悪なんですが、サビていない最初の頃はめちゃ電気通すんですね。

あとはコスト的に銅線以外無いのが実情です。


たまに、「この緑色。こういうヴィンテージ感が最高なんだよォ」と、知ってる人からすると吹いちゃうような事を仰る方がいますが、車にせよバイクにせよ、謎に燃えてる車両の火災原因ランキング上位は、そういった配線の劣化です。

電気抵抗が熱を持つみたいな事は、多分、中学校で習うはずです。


配線は消耗品!

意味も分からずにコイルとかコンデンサーとか闇雲に交換して、何が改善されるというのでしょう。



「プラモじゃねえんだよ」


降り頻る雪を見ながら、オッサンは独り呟きましたとさ。

明日もよろしくお願い致します。