いつもご覧頂きありがとうございます。



また降って来ました…Seaweed Engineering Nori'sブログです。





喜んでるのは犬だけであります(笑)





というわけで最近パンヘッドが多いです。

エンジンなどはバラす時が1番重要でして、現状が一体どうなって調子悪いのかを見極めながら、考えてバラして行きましょう。




ヘッド降ろさないとリヤのエキゾーストパイプが抜けない…?

知恵の輪かと(笑)


いろんなものが色んな人に修理されて、ちょっとずつ個性的になっている箇所もあります。

何故そういう感じなのか、誰がどうしてそうしなければいけなかったのか、何でそういう直し方をしたのか、何か考えがあっての事なのか、ただのアホなのか、よーく見極めます(笑)




とりあえずヘッドボルトが変なスタッドにコーンナットみたいなのに交換されていて、ナット側のみ取れちゃう例のやつ。

このままではヘッド降ろせません…


道具も入らないしコレは辛いやつです(笑)




まずリヤは放置で、なんとかフロントのみシリンダーを抜きました。

S&SのロッドAssyはそのまま使えるブランド品です。

しかしやはり経年劣化にてガタは多めでありました。

クランクバランス取ってスムーズなやつに仕上げるためにも、抜けないリヤのシリンダーはそのままに、丸ごとエンジン降ろした方が良さそうです。




ピストンは現在0.020インチオーバーサイズ。


この縦傷は組んですぐに付いている可能性大です。

ピストンリングのバリ取り及び仕上げが甘い、ピストンのスカートのバリ取り及び仕上げがテキトー、クリアランス狭いもしくは広い、傷が付く要因はたくさんありますが、酷いものはこの傷を伝ってエンジンオイルが上がって来ちゃいます。



パンヘッドのオーバーサイズピストンの新品は、色んなメーカーから出てまして現在も手に入りますよ!

現状そこまで酷くなくて良かったですが、やはりバラす時が1番緊張しますね。


明日もよろしくお願い致します。