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吸って吐いてSeaweed Engineering Nori'sブログです。

吸うのはキャブでしょう?そしたら吐くのはマフラーなんですけど、あれ?ピストン上昇する時に圧縮するという事は、下がった時の圧はどこへ行くんですか!?


はい、矢印から出ます。




だからこれなんかタペットブロックのとこに吹き返したオイルでベトベトになるのか!

という事で、1993年くらいからこのようなヘッドブリーザータイプへと進化したエヴォリューション・エンジン。

こんな感じの穴開いた太いボルトが捩じ込まれています。




そしてこんな感じのフィッティングからホース付けて逃すか、エアクリーナーに戻してベトベトになるか。

悩ましいのであります。


ケースブリーザーの年式でオイルポンプのチェックボールが甘い車両に良くある、しばらくエンジン掛けなかった時のお漏らしを回避出来るのは良いのですが、結局上からちょっと出る的な感じであります。





すごい単純な作りのボルトなのですが、ナメちゃうと最悪の場合ヘッド降ろさないといけなくなるので注意してください。





スポーツスターはこっちから逃します。




65年はシャベルと同じような経路になり、後期パンヘッドのこのラインはロッカーアームホルダーへのエンジンオイル供給経路です。


アメ車はブリーザー命!!

よーく点検しましょう。


明日は留守にしております。

よろしくお願い致します。