いつもご覧頂きありがとうございます。
Seaweed Engineering Nori'sブログです。
どーでもいいんですけど、最近みなさん何かに没頭してますか?
熱中していて、気付いたらめっちゃ時間経ってた、みたいなのが理想です。
何でもいいです。
自己満足で構いません。
例えばそれが何か作品のような物になったとしても、出来上がりの事なんかどーでも良いんです。
でも、あとで振り返ってみたら、よくあんなん出来たな(笑)みたいな感じで、結構クオリティ高かったりしませんか?
それをカタチある物として残す残さないは置いといて、「没頭する」という行為にこそ、価値があるのだと思うのです。
友達と朝までダベっている時の幸福感や、お気に入りのルアーでボトムを探っている時の集中力、好きな人に伝えたい気持ちとか、もちろん、真っ直ぐに続く道、風の音、木々の匂い。
Photo by #kegsendai
それだけに集中する、つまり没頭するという点において、タイヤが2つしか無い乗り物が持つ不安定さは、プラスに働くはずです。
脳はそれを維持する事にかなりのメモリを使っていますので、余計なモノが介入しづらくなるでしょう。
しかし、つまりは良かれと思って取り付けられた、脳の負担を軽減させる為の様々なセンサー、コンピューターとBluetooth、スマホやナビアプリが結果それらを削り、阻害します。
便利になった反面、人は没頭する事を忘れて行きました。
やがて人はキックではエンジンが掛けられなくなり、スロットルの開け方もわからず、実はそれが壊れている事にすら気付けなくなるのです。
でも最新のオートバイはあなたにそれを求めませんので、問題はありませんね。
これは必然的にもっともっと進化するはずで、エンジンなんて別に何ccでも良くて、メンテナンスなんてほぼ必要無くなり、それが刷り直しだろうがパクリだろうが、コスパ良ければ買い!なのです。
やがてひとしきりの進化というか楽チンを手に入れて、ライダーは雨に濡れなくなります。
そして遂に、オートバイが絶対に転倒しなくなった時。
人はまた、キック踏んだりチョーク閉めたりしたい!と思うのかも知れません(笑)
「没」とは、無であること。
深く沈み、埋まること。
そこに至る事で、初めてあなただけの本当の景色が見えるのかも知れません。