いつもご覧頂きありがとうございます。



6月ですけどちょっと寒くて、事務所はストーブつけてるSeaweed Engineering Nori'sブログです。

本日は北海道も雨でした。

既に荷物満載で走っているライダーも見かけますが…

防寒対策しっかりして来て下さいね。




という事で発電しないダイナモ。


1970年にならないとAC(交流)発電にならないハーレーダビッドソン。

1969年までのジェネレーター・シャベルと呼ばれるのが通称アーリーシャベルという事でありまして、こちらはDC(直流)を発電します。


電磁石の磁界の中でコイルぐるぐる巻きにした鉄芯を回転させると電気が生まれる不思議。

こんな感じの銅製のコミュテーターと呼ばれる「整流子」に2つの鉛筆の芯みたいなカーボンブラシを擦り付けて、その生まれた電気を取り出しています。






えんぴつの芯を擦りまくってるので、こんな感じに焼けてます。





これが2ブラシ。

スプリングのテンションで両サイドから押し付けて、お電気をお取り出しさせて頂いておられます。

使用可能限度を超えて減ったら交換です。


そう、でっかいマブチモーターみたいなもんです。




こっちがフィールドコイル。

"F"端子とはフィールドコイルのFです。


お電気が流れますと、お磁石になります。




ここがアーマーチュア。

フィールドコイルと隙間を取り、ぐるぐる回転します。

"A"端子のアーマーチュアです。

アーマーチャー?アーマーチュゥワー?

アーマチャン?




ローングウェーイのようになっちゃってるわけですね。




どういう訳か芯が出てないのも多いので、旋盤持ってない人は自分でやらない方が無難です。

溝につきましては、よくあるカッターナイフの厚みが丁度良いので、背中んとこ使って均等にカリカリして下さい。




そして昨日のモータリングおじさんへと続く。





ダイナモ高いですからね。

これは修理というかメンテナンスですよ。

明日もよろしくお願い致します。