いつもご覧頂きありがとうございます。
テストに出ます(笑)
Seaweed Engineering Nori'sブログです。
傘の部分全体をバルブヘッドといいます。
バルブフェイスはフェースでもどっちでも良いです。
ちなみに「Face」で。
バルブフェイスがバルブシートに当たる幅は、0.040〜0.062インチ(Evoのマニュアル値です)。
ミリに直すと、約1.0mm〜1.57mmとなります。
なのにバルブフェイス全当たりの恐ろしい現状。
スッカスカに抜けちゃってます。
こうやってバルブが入るのですが、
ここがえらい幅広に当たってしまっている、と。
★広過ぎるデメリット
●気密性が落ちる。
★広いメリット
●冷える。
★狭過ぎるデメリット
●放熱性が悪い。
●ちょっと何か噛んだら気密性が下がる。
★狭いメリット
●気密性が良い。
面より線なんですが、そこの塩梅が重要というお話でした。
ニンジャのマニュアル見てみましょう。
ちなみにNoriさんがニンジャと呼ぶのはカワサキのGPz900Rの事、です。
4気筒でバルブが16個もあるメイドインジャパン、1つのバルブあたりの径がハーレーよりもめちゃくちゃ小さいので当たり幅は0.5mm〜1.0mmをマニュアル値とします。
ふつーのエンジンはこんなもんです。
ハーレーはバカみたいに広いというわけであります。
ちなみにこの当たり幅は、サイドバルブ>ナックル>パンシャベル>Evoみたいになるのは必然で、これは発熱量にもよるわけです。
もちろん、インテークはインテーク、エキゾーストはエキゾーストで、みんなの大きさを揃えるべき。
エキゾーストは熱を持ちやすいので、意図的に広めにしたりもしますが、あくまでもマニュアル値をベースとしましょう。
当たりを見るとこういう事で、しかし「バルブフェイス外側の際ギリギリ」を攻める事で、物理的にバルブ径が大きくなったのと同義である事に気付くはずです。
日本車のマニュアル超親切(笑)
日本の常識が通用しないので、知ってる人ほど迷ってしまうHarley-DavidsonとINDIANの森(笑)
餅は餅屋って事で、経験豊富なショップに任せましょう。