いつもご覧頂きありがとうございます。


おじさんたちは飲み会の席で、もうパンクは死んだんだと言った。

酔っ払って、終電間際のホームにて。

"R"って書いてある錠を首からぶら下げてた若者よ。

コンプライアンスとか気にするなよ。


「でも死んだんだよな〜」と呟くおじさん、Seaweed Engineering Nori'sブログです。




さて、こういう特殊な道具でニードルベアリングを抜いて行くのでありますよ。

どーやって抜くの!?というお問い合わせもありますが、専用の道具を使います。

ケース割れてれば裏から引っ叩きます。




こーやって、真ん中の棒を押し込むと広がって、ベアリングのフチに工具が引っ掛かります。





で、この筒を被せて…






引っ張って抜く、という寸法です。






専用の道具があると簡単ですね。





取れました。





今度は新しいベアリングを入れます。

ここでも特殊な工具の出番です。

こんな一生に一度しか使わないような道具が数万円という仕組みです…





カムのニードルベアリングを抜いたところ、よーく見ると奥のフチにヘリといいますか、薄〜いベアリングのストッパー的な、そんなのがあります。

ここ割れちゃってるエンジンたくさんあります。


テキトーに叩いて入れるからです。

そういうのは本当に真っ直ぐ入ってるのか心配になります。




この道具は、誰がどうやってもその薄いヘリにピッタリと、かつ真っ直ぐに圧入出来る道具です。

アメリカっぽい!


ハンマーでベアリング叩き入れちゃダメ!と、そういう箇所でありました。





ハイ、新品入りました〜。

ここはたまーに劣化したベアリングがバラけます。

奥に落ちちゃったりして恐怖です。

たまにベアリングを点検、劣化しているようなら交換してやって下さいね。


明日は定休日です。

よろしくお願い致します。