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おじさんのガレージにぶら下がってるとカッコイイ道具シリーズ!

Seaweed Engineering Nori'sブログ、今回はコンプレッサーを設置したら是非とも手に入れたい、シリンダーリークゲージこと、リークテスターです。

よく、エンジンの掛かりが悪い理由的なやつで、「なんか圧縮弱いなあ」とか言う人いるじゃないですか。

本当?

本当に掛からないくらい弱いの?

トラブルそこじゃあ無いんじゃないの?


あれを測るゲージです。


プラグホールから空気を突っ込み、左側のどれだけ送ったかゲージに対する右側の漏れ感ゲージを視覚的に使う!というゲージなのですが、普通の整備工具です。

あったらすごく便利なんですけど、なんか「ゲージ厨」みたいな偏見(笑)

いやいや、これはサラッとぶら下がっててカッコイイやつです。




昨晩酔っ払って追い込んだタペット調整のせいで、「常にどっかのバルブが開いてる仕様」になってるかも!

そうです。

つまりはそう簡単に圧縮が抜ける事など無いのであります。


今回はガスケット交換と洗浄のみのプランですので、現状をチェックしている次第です。

良好かつ内部のクリアランスが問題なければ、ステムシールの交換のみでいけるかも知れません。





プラグを抜いてジャッキアップ、トップギヤに入れたらホイールを回して圧縮上死点前を探ります。

そしたらこの辺かな、と微調整して、全バルブが閉じた所でリヤブレーキ踏んで動かないようにして、そっから圧掛けて測っている簡易的な見方です。


簡易的ですが確実です。

バルブの当たりおよびピストンとリングのクリアランスを、つまり物理的な気密性を数字とグラフで比較出来ます。

これは分かりやすいです。


バルブは全て閉じ、燃焼室にはエアがパンパン!

なのでブレーキをリリースしたら、ピストンが押し下げられてクランキングします。

接地していてもバイクは転がり出します。




コンプレッションゲージはエンジン自身の圧縮圧力を見るが、リークテスターは別で空気入れて漏れ感を見る!!

どんな凄いカム入れても必ず、それは本当に一瞬かも知れませんが、「バルブが全閉じしている瞬間」があります。

そこキープで任意に圧力を掛けて漏れを見るのがリークダウンゲージ、何度も回転させ圧縮圧力の平均を見るのがコンプレッションゲージ。

ね?コンプレッションゲージって…


「自分でエンジン組んでみたんですけどね」とドヤ顔のおじさんのガレージにぶら下がってるのはシリンダーリークゲージ、です。






明日は定休日です。

よろしくお願い致します。