いつもご覧頂きありがとうございます。
https://instagram.com/skookum_hotdog?igshid=YmMyMTA2M2Y=
画像見てたら更に食べたいが止まりません。
なんかいろいろ食べ逃した感があるのでまた行きます!
…飛行機だな。
はい!!
バリバリと旧車で走る人のエンジン、どうしたら長持ちしますか?という質問を頂きまして、これ、答えはもう「オイル管理しか無い」という事になります。
もちろん、普通に、エンジンちゃんと組んであるの前提ですよ。
例えばパンヘッドのエンジンが完全に暖まるのを通り越し、ちょいとヒート気味にでもなれば、1000回転以下でのアイドリングでオイルプレッシャーゲージはピクリとも動かないのが普通。
そっから少し吹かしたとして、貴方の油圧はどのくらい上がりますか?
え?油圧ゼロで光る機械式スイッチの警告灯だけしか付けていないから分からない?
さあ、不安になって来ました…
そして。特にパンヘッドというのはハーレーダビッドソンの中でも最高にクレイジーなダメダメエンジンなので、むしろナックルの方が素直みたいな、この「パンヘッドダメ夫伝説」をどうひっくり返すかが問題になって来ます。
で、「そういえばパンヘッドって何なの?」と言えば、むしろこの分割式ロッカーアームホルダーの事を、Noriさんはパンヘッドと呼ぶ訳です。
Seaweed Engineering Nori'sブログの読者は、その辺キチンとご理解頂き、「鍋の頭が〜」とかそういうのからの卒業をして頂きたいのです。
分割式のロッカーホルダーとロッカーアームを持つ、アルミシリンダーヘッドと鋳鉄シリンダーの鋏角45°の1軸クランクOHVツイン、年式によりエンジンオイルはシリンダー内を通ったり外に出たりする、シャベルヘッドよりもスプロケットシャフト側のフライホイールが厚くて前期には"EL"というストローク&ボアが小さい1000ccのモデルが存在する、これがパンヘッドです。
こっから、この分割式のホルダーから油圧が抜けます。
結局ホルダーを組んでも真円になどなってはおらず、面研磨してキツくして当たり見てササッパみたいなのでブッシュ側削って合わせても、やっぱりエンジンオイルは抜けて行きます。
鉄の鋳物のオイルポンプも、もちろんショボいです。
そもそも穴の開いたストローでタピオカミルクティー飲めますか?
対して、ナックルもシャベルもEvoもツインカムもこのタイプです。
これはもうシャフトとブッシュのクリアランスのみ。
減ったらシャフトも新品売ってますし、ブッシュは入れ替えてホーニングするだけです。
オイルの経路で言うところの、このストローには構造的に穴が開かないわけで、タピオカもトゥルットゥル飲めるというわけです。
何でだ!どうしてパンヘッドだけこういう感じにしたんだ!!
…結局、やはりダメだったから戻した、という。
ハーレー、そういうのたまにあります。
ゆえにクランクピンへ行く大切なエンジンオイルの油圧は低下して、
こうなるわけです😭
だからココが大事なんですね。
でもこれをちゃんとやるにはすごい加工コストがかかります。
だからシャベルヘッドになりました(キッパリ)。
ちなみにこれはロッカーアームをピッカピカに磨いて、重量も4本合わせてます。
効果があったかどうかは実際に走っているところを見て下さい。