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なんか今日地味〜に寒い。

Seaweed Engineering Nori'sブログです。



はい、もうすぐ春ですよ!
そしてリヤサスペンションの無いフレームに直接座って、直接載っかったエンジンとミッションをチェーンで繋いで、グイグイ走るチョッパー。
素敵ですね。
の、シートステー。


お尻踏ん張れないと、フットクラッチのバイクを振り回すことは出来ません。

おじさんのお尻全開でも折れない、自分でもちょっと何を言ってるか分からないんですけど、そんな強靭な「シートステー」。




フレームに溶接されたタブでスプリングを受ける改造。

ちょっと前の方に座る、コンパクトなポジション作りにも貢献、でしょうか。




棒をフレームに溶接する方法。

多分、おそらくみんなここの位置にスプリングを固定したい。

なので1番簡単なのは、やはりフレームに棒を溶接しちゃうことです。




いまこんなのも売ってるんですね。

これはフレームにドリルで穴を開ければ取り付け出来ます。

ええ。

ドリル…。



しかし、フレームには触りたく無いのです。



オイオイ、チョップしないで何がチョッパーかと。

「元に戻すかも」ってオジサン、今まで何か元に戻した事あるのかよ、と。

いやしかしかわいいフレームには一切手を触れたくないのじゃという、そんなオジサンのために…





ほらほらこのバイク、とても素晴らしいです!

「俺は一切フレームには触れないんだ」という気概が感じられます。


「ようせつなんてとんでもない!」





フレームのアールに合わせたフラットバーにスプリングの受けを溶接して、フェンダーにボルトで固定されています。


カスタムショップの車両って超勉強になりますよね。

なるほどねー

でも丸パクリはNGねー

あっ、オジサンしか乗せません。

素敵なオジサンしか乗せません。






で、こうなりました。




この3点セットをオーダー頂ければ、完全ボルトオンで、貴方のフレームにシートを取り付けられます。





フレームに乗る部分は削り込んでピタッとしてあります。

オジサンのお尻を確実にホールドする強度があります。




両端のスプリングマウントの材料は、ここだけ少し硬いやつにしました。




オービタルサンダーはまず荒いペーパーで。カタチを整えるのが速いです。

オイル入れるタイプは給油マメにしましょう。




ベルトサンダーは荒削り用。

溶接のバリを落とし、職人がひとつずつ、カタチを整えて行きます。





上手い事カタチが決まりました。

溶接の点付けで構成して、最後に本格的に溶接して埋めれば、熱による歪みが少なくなります。





今はまだスカスカの不恰好ですが、この位置が重要。

その後でカッコ良く形を仕上げて行きます。





どうしよう…






各パーツの位置を決めたら溶接して行きます。

繋ぎ目を削って行き仕上げると、かなり印象が変わって来ると思います。

そもそもの材料の厚みなんかも見た目にとっても影響されるのであります。



ブルーイング仕上げ(黒染め)




オジサンが単品製作致します。

明日もよろしくお願い致します。