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出勤は超超ハイルーフ、Seaweed Engineering Nori'sブログです。


どーやって車内に雪を入れずに乗り込むか、腕の見せ所です(笑)



一晩でこのくらいは、まだまだ…


この辺の雪かきから1日がスタート致します。

ついに冬が来たか…





という感じで、道民の装着率がめちゃ高いSUキャブ。


頻繁なメンテナンスを要する、負圧式のキャブであります。

頻繁なメンテナンスなのに、この裏側のスクリューが外しづらいです。

ユニバーサルジョイント的なのを使うとよろしいかと。




で、3本のスクリュー緩めたら、カパァと開けます。


やりづらいと感じた時には横着せずに、エアクリーナーを外しましょう。

コレがFLHなどの5ガロンタンクですと、当たっちゃって外れないやつもあります。


トップの黒いフタを外せば行ける事が多いですが、ダメなやつはマニホールド緩めてキャブを下向かせます。



頻繁なメンテナンスとは?


この摺動部の油切れでピストンがスタックするのを防ぐ為に、要はバラして洗って油塗るのです。

サボってますとアルミは擦れて減り、ガタガタになると終了です。


スロットル開度に応じて変化する、エンジンの負圧によりキャブの口径を決めるピストンが上下、




ピストンに取り付けられたこのニードルが持ち上がる事で穴からガソリンが出てくるという仕組みであります。


ニードルには番手がありますが、ストック排気量の方はBBT以外捨てて平気ッス。


こちらも摺動部が痩せてきたりすると濃くなっちゃうやつです。

CVキャブもありがちなんですが、ニードル大事ですよ。




結局いかにしてこのピストンをスムーズに動かすのかにかかってるワケです。


小さなボールベアリングとテフロン系の樹脂が、その辺を物語っております。





黒いフタ開けてオイルを入れなさいというのは、そーゆー事なんですね。


しかしここのトップの黒いフタから注入するだけでは、ピストン本体にはオイル行きません。




ココ、内側も綺麗に洗って、薄くオイル塗布して下さい。


まあ、ガソリン来てるところなのにオイルがどうとか、面倒臭がりのNori的には、若干敬遠しがちなキャブレターでありました。

ちゃんとメンテナンスしていればかなり調子イイんですが、やはり、その、放置した時の調子悪さというか、差がデカいのであります。


最近はリビルドパーツの供給も少し不安なのでありまして、シャベルのキャブどーする?問題、深刻化しております。




あ、オイルはコンプレッサーオイルのような超サラッサラのやつを入れて下さいね。

シャベルなんでシングル50番とか入れたら固くて動かなくなりますよ〜!



明日もよろしくお願い致します。